2020/01/24
民放5系列114局が共同で2020年を盛り上げていくプロジェクト“一緒にやろう2020”のスペシャル番組『一緒にやろう2020大発表スペシャル』内で、桑田佳祐が担当した応援ソングが初公開された。
普段はライバル同士の民放テレビ局が、1月24日18:40~19:00の間、民放初の番組同時生放送を実施した。2020年は東京オリンピックが開催されるスペシャル・イヤー。4年に一度のスポーツの祭典の開催を半年後に迎え、各テレビ局が力を合わせて災害復興、ゴミ問題、健康促進などに向き合うために様々な取り組みを行っていく。
この共同企画を立ち上げるにあたって、“音楽で日本中を一つにしてくれるのは桑田佳祐以外いない”と、民放各局総意で桑田に応援ソングの制作をオファー。そして1978年のデビュー以来、数々の名曲を生み出してきた桑田が作詞作曲した「SMILE~晴れ渡る空のように~」が完成した。この曲は桑田が40年以上利用しているスタジオでレコーディングされたのだが、運命に導かれるかのように、そこは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の会場となる国立競技場にかなり近い場所にある。
「このような大役を仰せつかりまして、大変光栄でしたが、かなりプレッシャーがありました」と吐露する桑田に対し、TBSテレビの安住紳一郎アナウンサーは「桑田さんでもプレッシャーを感じますか!?」と反応。桑田は「いや、もうドキドキです。プレッシャーはありましたけど、今日という日を目指して、“一緒にやろう”の精神で楽しく曲作りができました。ありがとうございます!」という言葉に続いて、最後に「日本、被災地、地球の未来が明るく元気でありますように。よろしくお願いいたします!」とメッセージを届けた。
番組で初公開された「SMILE~晴れ渡る空のように~」のプロモーションビデオでは、レコーディングが行われたスタジオと思われる建物の屋上から、最後には解放感と存在感を放つ国立競技場内で歌う桑田の姿が映し出された。何かに悩んでいる人も、目標に向かって突き進んでいる人にも、特定の誰かではなく、聞く人全員の背中にポンと手を添えてくれるような、まさに文字通りの応援ソングだ。時折、<Woh oh oh oh...>というコールも入り、日本語が分からない人や歌詞を知らない人でも気軽に参加できるアレンジが施されており、各民放局が手を取り合って一つのゴールへ向かうというこのプロジェクトのテーマにしっかりマッチしている。この楽曲は今後、“一緒にやろう2020”の企画や、番組、各種イベント、スポーツシーンなどで使用される。
現在、この「SMILE~晴れ渡る空のように~」の民放公式スペシャルムービーがYahoo!で公開中(1月24日24時まで)。24時以降は「一緒にやろう」YouTube公式チャンネルで公開されるので、見逃した方も、もう一度見たいという方も要チェックだ。
Text by Mariko Ikitake
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