2011/12/01
国内最高峰の一体感を生み出すライブバンドであり、多くのロックキッズや後輩バンドに影響を与え続けているSHAKALABBITS。結成以来、13年間ベースを務めてきたKINGの脱退が発表された。
UKI(vo)、TAKE-C(g)、KING(b)、MAH(dr)の4人によるSHAKALABBITSは、2002年 175Rとのスプリットシングル『STAND BY YOU!!』等の大ヒットでブレイク。以降、初の「ミュージックステーション」出演、初の日本武道館公演などで着実に注目度を高めながら、数え切れないほどのツアーやイベントの中でファンと絆を深めてきた。
また、2008年のインタビュー記事では、所属事務所から離れて完全なるフリーランス状態で活動していた時期もあったと告白しており、いつでも順風満帆な訳ではなかったようだが、自分たちの音楽を守り抜くことで『SHAKALABBITS』とバンド名を冠したアルバムが完成。今作を引っ提げたツアーでは「不安しか見えなかったヴィジョンが、良いヴィジョンになりました(KING)」「シャカラビッツやっててよかったね。終わんなくてよかったね(UKI)」と語るほどに素晴らしいライブをファンと共に創り上げた。
そんな人生の苦楽すらも共にしてきたSHAKALABBITSの4人だが、12月1日の公式サイトでは「KINGが先日11月20日の宇都宮大学での学園祭ライブを最後に脱退する事となりました。」と発表され、更にはKING自らのコメントが掲載されている。そこには「自分の不甲斐なさが原因で音楽と向き合えなかった」「情けない話ですがここが限界だと思いました」とリアルな想いを明示。また「UKI、MAH、TAKE-Cと一緒に音を出して生きてきた時間は自分の人生にとってかけがえの無い宝物です。生涯忘れることのない時間でした。本当にありがとう!! 本当にごめんなさい!!」と感謝と謝罪の言葉を綴っている。
なお、KINGは今後について「次に自分が何をやるかはっきりとは決めていませんが、自分の生活習慣や生き方から見直して、大自然の中で体を使ったような仕事をして生きていきたいと思っています」と一度楽器から離れることを示唆。SHAKALABBITSと所属レコード会社は「新しいベーシストを迎え、新生、SHAKALABBITSとして活動していきます」と明記している。
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