2012/11/13
先週末、ロンドンのドーチェスター・ホテルの1階は、セキュリティ・マンやマネージメント・スタッフ、プレス・アシスタントの人達でごったがえした。50周年記念コンピレーション・アルバム『GRRR!』や、ドキュメンタリー映画『クロスファイアー・ハリケーン』、そしてロンドンとニュージャージーで行なわれるコンサートのプロモーションのため、ローリング・ストーンズのメンバーは忙しい1日を過ごした。
パリでのライブ・リハーサルを中断しロンドンに戻ってきたメンバーは、それぞれの部屋に収まり、記者たちが各部屋を駆け巡った。米ビルボードではミック・ジャガーとキース・リチャーズにそれぞれインタビューする機会を得て、いくつかの質問を投げかけた。
Q:新曲をレコーディングすることは予想してた?
キース:「コンピレーションを作っているときに“エクストラ・トラックがあったらいいね?”って言うから、俺もミックも“最高だ、1か月あればいいがどうだ?”って俺が言ったんだ。結果、たぶん俺の記憶ではローリング・ストーンズで一番素早いレコーディングになった。3日で2曲録ったんだ」
ミック:「“ワン・モア・ショット”は、ほぼキースが書いて、俺が歌詞を少し書いたんだけどホント素晴らしいよ」
Q:50周年記念の意味合いは?
ミック:「ビッグ・バースデイのようなものだね。やってきて、それからまた進んでいくんだ」
キース:「なかなかタイミングを見出しにくい俺たちにとって、50周年はそのタイミングのようなものだ。俺たちに拍車をかけてくれた」
Q:2013年も期待していいですか?
ミック:「そうだね。いいんじゃない!」
キース:「一度転がり出すと、止まらないんだ。エクストラ・ギグ、どこかやってない所でプレイしたいね。物事が進んでいるからハッピーだし、ロンドンにニューヨーク、そして…。心配しなくていいよ、きっと実現するから」
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