オバマ再選に貢献したヒップホップ界TOP10ソングとは

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2012/11/09

　バラク・オバマの再選で終わったアメリカ大統領選。ヒップホップ界では、2008年の選挙戦から初のアフリカン・アメリカン大統領となったオバマを強力に応援し、今回の選挙キャンペーンでもジェイ・Zからウィル・アイ・アムまで、数多くのアーティストが心に残る歌とパフォーマンスでバック・アップしてきた。

　ジェイ・Zは「99プロブレムズ」の改良版で激戦州だったオハイオを制し、また、ヤング・ジージーは「ウィ・ダン・イット・アゲイン」を、マライア・キャリーは「ブリング・イット・オン・ホーム」をそれぞれリリースし大統領を祝福。さらに、NE-YOはグー・グー・ドールズのジョン・レズニックやハービー・ハンコック、デルタ・レイ、ナターシャ・ベディングフィールドとチームを組み、キャンペーンのスローガン“Forward（前進）”をアピールしてきた。

　なお、オバマ大統領の再選を祝し、米ビルボードではヒップホップ／R＆Bのトップ10リストを作成した。

1.ヤング・ジージーfeat.ナズ「マイ・プレジデント」
　：“俺は大丈夫って伝えてくれ／チェンジの準備はできてるからオバマを輝かせようぜ”
2.マライア・キャリー「ブリング・イット・オン・ホーム」
　：“落ち込んでるときやイライラしてるときは、ディベートさせておくのよ。私たちは勝つのだから”
3.ジェイ・Z「ジョッキン　ジェイ・Z」
　：“俺はオバマとロックする。だけど俺は政治家じゃない”
4.コモン「チェンジズ」
　：“チェンジって何だ／チェンジはマーティン・ルーサー・キング、ガンジー、シェイクスピア、トゥパック・シャクール、そしてバラク・オバマ”
5.ウィル・アイ・アム「イエス・ウィ・キャン」
　：“正義と平等にイエス・ウィ・キャン／チャンスと繁栄にイエス・ウィ・キャン／この国を救える／この世界を直せる／イエス・ウィ・キャン”
6.キッズ・イン・ザ・ホールfeat.タリブ・クウェリ＆バン・B「ワーク・トゥ・ドゥ・リミックス」
　：“評論家は俺たちにはできないって言う。でもオバマはできるって言うんだ”
7.ジェイダキッスfeat.コモン、スタイルズ・P、ナズ「ホワイ（リミックス）」
　：“ブッシュはなぜウサーマ（ビン・ラディン）を捕まえるふりをするんだ？／アイツをやめさせてオバマを選ぼうぜ”
8.ジョエル・オーティスfeat.ダンテ・ホーキンス「レター・トゥ・オバマ」
　：“いまこそチェンジのとき、そしてチェンジはオバマだ”
9.ナズ「ブラック・プレジデント」
　：“オバマは希望を与えてくれるし、どんな肌の色のどんな人種の心からも憎しみを消し去ろうとする”
10.スティーヴィー・ワンダー「キープ・ムービング・フォワード」
　：“普通の人間にチャンスが与えられるべき。オバマこそ大統領に選ばれるべきだ”