2019/11/19
やくしまるえつこ(相対性理論)が、11月19日から東京・森美術館にて開催されている展覧会【未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか】にて、“人類滅亡後の音楽”をコンセプトにバイオ・テクノロジーを駆使して制作、音源と遺伝子組換え微生物で発表した作品『わたしは人類』を展示している。
そしてこの展示を記念し、やくしまるえつこ『わたしは人類』CD入りシャーレが、森美術館ミュージアムショップにて限定販売されることが決まった。本作は、「わたしは人類」「わたしは人類 (off vocal)」を収録したCDが入れられたシャーレに、やくしまるによるDNAドローイングと「わたしは人類」の楽曲情報を組み込んだ微生物の顕微鏡写真をUVプリントで印刷したもの。シャーレのプリントがCD盤面のイラストと組み合わさることで、『わたしは人類』のジャケット画が現れる仕組みとなっている。
この『わたしは人類』CD入りシャーレは、UVプリンターやテープ・プリンターを駆使し、印刷から組み立て、梱包まで一つずつ手作りで制作されるため、これまで大量生産が行われず、過去数回、ライブ会場や展示会場で限定的に販売されたもので、入手困難な状況が続いていた。
今回販売されるのは、『わたしは人類』CD入りシャーレを“やくしまるえつこ『わたしは人類』×森美術館「未来と芸術展」コラボポーチ”に封入した特別版となり、シャーレとCDに加え、さらにポーチの図柄も透過して組み合わさることで、『わたしは人類』の培養液をイメージした多層的な視覚効果を生み出すという。
また、森美術館ミュージアムショップでは『わたしは人類』マグネット、そして普段は相対性理論のライブ会場でしか買うことができない貴重なライブ・グッズなども販売中となっている。
なお、やくしまるえつこ『わたしは人類』の展示は、森美術館の【未来と芸術展】に加え、金沢21世紀美術館で開催中の【金沢21世紀美術館 開館15周年記念 現在地:未来の地図を描くために[1]】でも行われている。
◎開催情報
【未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか】
2019年11月19日(火)~2020年3月29日(日)
東京・森美術館
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