Helsinki Lambda Clubの音源付きTシャツ「Good News Is Bad News」がリリースされることがわかった。

　「Good News Is Bad News」はTシャツに3曲の音源を収録したCD-Rを付属したもので、ライブ会場限定でリリース。メンバーがスペインのバルセロナを中心に活動するイラストレーターのCristina Dauraに発注し、制作を快諾されたことから発売が決定したという。

　リリースを記念して、全国8ヶ所を周る【Good News Is Bad News」release tour ”Good News For You”】を開催することも発表。2020年2月15日の福岡grafを皮切りに仙台、札幌、金沢、新潟、名古屋、大阪、渋谷CLUB QUATTROを巡る。チケットのオフィシャル先行予約は11月24日まで受付中。12月13日から各ストリーミングサービスで「Good News Is Bad News」収録の3曲が配信される。

◎橋本薫日（Helsinki Lambda Club） コメント

皆さんこんにちは。

2019年はライブハウスではグッドミュージックを撒き散らしていたヘルシンキラムダクラブですが、新作リリースという形では今年初めて皆様のお目にかかります。

1stシリーズは一段落したヘルシンキですが、ここにきてまた初めての形態でのリリースです。今回はなんとTシャツがメインで、そこに音源が付いてくるという仕様です。音源の特典でTシャツが付いてくるということはよくありますが、今作はTシャツも含めて一つの作品なのです。我々が一目惚れしてどうしてもお願いしたかったスペインのアーティスト、Cristina Dauraに、楽曲のイメージをお伝えしたり聴いたフィーリングも含めてデザインに落とし込んでいただいた特別なTシャツです。CDである必然性が薄れてしまった昨今ですが、むしろそれはバンドが作品をどう届けるかを考え直す良い機会なんじゃないかとも思います。そういった点で昨年はジャケットにこだわり抜いたTouristという作品をリリースしましたが、今回はよりカルチャーをクロスオーバーした作品を作ってみたいと思い、こういった形になりました。

楽曲について触れると、今のバンドの状態ともシンクロした、肩の力が抜けつつもグルーヴを意識したサウンドになっています。これは僕の中での次回作への布石でもあるのですが、初期のヘルシンキの影響を受けたサウンドにもう一度アプローチしてみようという構想から始まりつつも、メンバー各々の技術や考え方の変化によって、結果として今のヘルシンキの味が出た、ナチュラルに個性的な作品です。初期が好きだったって人も、今が好きだって人もきっと気に入ってもらえます。まあいつもそう思ってはいますが。

リリースに際して、全国ツアーも決まっているので、昔好きだったけど最近ライブからは遠のいてしまっている人も、最近好きになってまだライブに来たことがないって人も遊びに来てくれたら嬉しいです。バンドって本当に不思議なもので、ちょっと観ていない間にけっこう変わっていたりします。今のヘルシンキ、なかなか面白いんじゃないでしょうか。

もちろん音源を聴いてから判断してもらえればと思うので、どれどれ久しぶりに聴いてみてやるかって方や、Tシャツを買う余裕がないって方は、配信もやるのでそちらで聴いてください。これからも一緒にワクワクしましょう。

橋本薫

◎リリース情報
音源付きTシャツ「Good News Is Bad News」
2020年2月15日日（土）からライブ会場限定で販売
＜収録曲＞
01.Good News Is Bad News
02.Debora
03.KIDS

◎イベント情報
【Helsinki Lambda Club「Good News Is Bad News」release tour ”Good News For You”】
2020年2月15日（土）福岡graf
2020年2月23日（日）仙台enn2nd
2020年2月29日（土）札幌COLONY
2020年3月7日（土）金沢GOLD CREEK
2020年3月8日（日）新潟CLUB RIVERST
2020年3月14日（土）名古屋APOLLO BASE
2020年3月15日（日）梅田Shangri-La
2020年3月20日（金・祝）渋谷CLUB QUATTRO