2019/11/14
待望の2ndソロ・アルバム『ロマンス』が始動したと公表してから、毎週のように新曲をリリースしてきたカミラ・カベロが、2019年11月13日にルネッサンス風味のカヴァー・アートを公開すると共に、リリース日が12月6日になると明かした。
直球のタイトルどおり、恋愛がテーマであるニュー・アルバムには、これまでリリースしてきた「ライアー」、「シェイムレス」、「クライ・フォー・ミー」、「イージー」も含まれる。ニュー・アルバムについてカミラは、「このアルバムでは恋に落ちる気持ちをサウンドで表現したかった。不可能に近いけれど、全力を尽くしたとは言えるよ」と綴り、「このアルバムを書いている間ほど人生を精一杯生きたことはなかった。ぐちゃぐちゃで、美しくて、忘れがたくて、でも忘れられたらいいのにと願うほどつらい時もあって、耐えがたいほど情熱的で、夢中にならざるを得なくて、私のものだった……そして今、みんなのものになる」と説明している。
カミラのセカンド・アルバムに期待する5つのポイントを米ビルボードが挙げている。1つ目は”生々しい、リアルな歌詞”。『ロマンス』のサイクルで発表してきたどのシングルも日記のような現実味を帯びており、感情のジェットコースターのような起伏の激しさが特徴だ。20代前半の恋愛とはどのようなものなのかを、カミラの視点で偽りなく描いてほしいと同誌は解説している。
2つ目は”コラボ”。自身の名を冠したソロ・デビュー・アルバムでは、「ハバナ」のヤング・サグしかコラボ作がなかった。その後はマーク・ロンソンやエド・シーラン、現在交際中のショーン・メンデスともコラボしているが、カミラがツアーのオープニング・アクトを務めたテイラー・スウィフトも恋愛がテーマの『ラヴァー』を発表したばかりとあり、究極のコラボ・ラブ・ソングを期待する声が上がっている。
3つ目はその”ショーン・メンデス”。双方がインタビューなどで明かしているところによると、全米No. 1を獲得した「セニョリータ」制作時はまだ友人同士だった二人には、ぜひともその後恋に落ちた過程や現在のラブラブな関係を曲にしていただきたいと米ビルボードは期待している。
4つ目は”クリエイティブなミュージック・ビデオ”。「ハバナ」を始め、最近の「ライアー」まで、カミラのMVはチャーミングでコミカルな物語仕立ての作品が多い。『ロマンス』の楽曲のMVでも、彼女のセクシーでユーモラスな魅力全開で恋愛を表現してほしいそうだ。
そして5つ目は”スペイン語歌唱”。キューバ系アメリカ人であるカミラは自身のバックグラウンドを誇りに思っており、スペイン人歌手アレハンドロ・サンスとのコラボ「Mi Persona Favorita」でスペイン語歌唱を披露し、今年の【ラテン・グラミー賞】にノミネートされた。英語とはまた別の魅力が溢れる彼女のスペイン語曲をもっと聴いてみたいと同誌は締めくくっている。
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