2019/11/11
ジェフ・リンズELOの4年ぶりの新作『フロム・アウト・オブ・ノーウェア』が、全英アルバム・チャートで初登場1位を獲得したことが明らかになった。(11/8付Official Albums Charts Top 100)
オリジナル・スタジオ・アルバムでの全英1位は、1981年発表のELO『タイム』以来38年ぶり。前作『アローン・イン・ザ・ユニバース』は最高位4位、ベスト盤としては『ALL OVER THE WORLD - THE VERY BEST OF ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA』が1位を獲得している。
新作についてエンタテインメント・ウィークリー誌は、「このグループの名を初めて世に知らしめたのと同類の華やかなメロディやオーケストラのアレンジがフィーチャーされたこの秋最も待望のアルバム」、ビルボード誌は「物憂げでビートルズを彷彿とさせるところが魅力の、ELOの絶品」と表現している。
ジェフ・リンは全英1位獲得について、「『フロム・アウト・オブ・ノーウェア』のアルバムを全英No.1にするために協力してくれた素晴らしいファンの皆さんに感謝します!“人生の中で最高の時間を過ごしているよ(Time Of Our Life)”」と、最新シングルのタイトルをもじり自身のSNSでコメントしている。
「タイム・オブ・アワー・ライフ」は前作『アローン・イン・ザ・ユニバース』発表後に行われた大復活ツアーのハイライト、2017年6月24日に行われたウェンブリー・スタジアム公演のことを歌ったもの。名曲「テレフォン・ライン」を引用し、“「テレフォン・ライン」を始めたとき 60,000台の携帯電話が 夜の闇の中で揺れながら輝いていた そうさ、テレフォン・ラインだ 人生で最高の時間を過ごしたよ あぁ、なんて夜だったんだろう“と歌っている。
4年ぶりのニュー・アルバム『フロム・アウト・オブ・ノーウェア』は、前作『アローン・イン・ザ・ユニヴァース』にも増し、1970年代の黄金期に発表した『オーロラの救世主』『アウト・オブ・ザ・ブルー』『ディスカバリー』時代を彷彿させるような、70年代ELOのテイストを前面に出した仕上がりになっている。一聴してわかるジェフ・リン節メロディ満載のタイトルトラック「フロム・アウト・オブ・ノーウェア」や、名曲の佇まいを持つ甘く切ない「ルージング・ユー」、ELOの名曲を思い起こす「ヘルプ・ユアセルフ」、ELO時代からの盟友であるピアニスト、リチャード・タンディーのソロをフィーチャーした煌びやかな「ダウン・ケイム・ザ・レイン」、激しいロック・ナンバー「ワン・モア・タイム」、甘美なクロージング曲「ソングバード」まで、全10曲において不変のELOサウンドがフィーチャーされている。
◎リリース情報
アルバム『フロム・アウト・オブ・ノーウェア』
(『From Out Of Nowhere』/JEFF LYNNE’S ELO)
2019年11月1日(金)発売
SICP-31312 2,500円(tax out)
日本盤のみ高品質Blu-spec CD2/解説・歌詞・対訳付
1.From Out Of Nowhere フロム・アウト・オブ・ノーウェア
2.Help Yourself ヘルプ・ユアセルフ
3.All My Love オール・マイ・ラヴ
4.Down Came The Rain ダウン・ケイム・ザ・レイン
5.Losing You ルージング・ユー
6.One More Time ワン・モア・タイム
7.Sci-Fi Woman サイファイ・ウーマン
8.Goin’ Out On Me ゴーイン・アウト・オン・ミー
9.Time Of Our Life タイム・オブ・アワー・ライフ
10.Songbird ソングバード
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