2019/11/09
今週の洋楽まとめニュースは、テイラー・スウィフトの話題から。2019年11月6日、最新アルバム『ラヴァー』をひっさげて来日したテイラーが、都内某所でファン・イベントを開催した。テイラーが来日するのは、昨年の東京ドーム2公演以来1年振り通算10回目となる。ファン・イベントには、『ラヴァー』発売記念応募キャンペーンに応募した1万2000人の中から選ばれた600人のスウィフティーズが集まり、テイラー本人とのQ&Aなどを楽しんだ。アルバムを制作する上で挑戦したことについてでは、「サウンドを制限せず、それぞれ異なるものしたかった。折衷的な感じが気に入っている」と述べ、「これほどにも堂々とロマンチックな作品を作ったのは初めて」であり、「多分これまで作った作品で一番好きなアルバムになった」と説明した。
テイラー・スウィフト、「ヒサシブリ!」約7年ぶりの来日ファン・イベントでニューALや愛猫を語る
先日「xanny」のミュージック・ビデオと未発表曲を2曲リリースすると予告していたビリー・アイリッシュが、10月5日に再びインスタグラム・ストーリーズを更新し、来週新曲をリリースすることを発表した。まずヴァニティ・フェア誌による新しい記事の公開が、まだ数週間かかるとガッカリした様子でファンに報告したビリーは、「でーも、みんなには来週新しい曲を届けるつもりだから、妥協ってとこね」と彼女らしいお茶目な絵文字を添えて、綴っている。ビリーの兄でコラボレーターのフィニアスは、先月Apple Music Beats 1のインタビューで「新しい曲の創造的プロセスにどっぷり浸かっているのは確かだよ」と妹とともに新曲に取り掛かっていることを明かしていた。
11月3日にアリアナ・グランデが、1年前に突然リリースし大ヒットした「thank u, next」や、その間の自身の成長や近況についてTwitterのスレッドでつぶやいた。 「ハッピー・バースデー“thank u, next”。今年は人生で最も長い期間を一人で過ごしたってことが信じられない。セラピストとどれほど相談したかってことも信じられないし、この歌をどれほど歌ったこと、自分がどれほど学んで癒えたこと、そしてまだどれほど学んで癒えていくかということが信じられない!」と彼女はまずツイートした。そして、「生産的で、感情的で、激動の、なおかつ……幸せな!一年だった。」と続け、その後もさらにメッセージを綴っている。
アリアナ・グランデ、「thank u, next」リリース1周年を迎え「生産的で、感情的で、激動の、なおかつ……幸せな!一年だった」
さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、セレーナ・ゴメスの新曲「ルーズ・ユー・トゥ・ラブ・ミー」が自身初のNo.1獲得を果たした。先週の15位から1位にジャンプアップした同曲は、週間3,880万視聴を記録し、ストリーミング・チャートでも20位から1位に、デジタル・ソング・セールス・チャートでも、39,000ダウンロードと高水準を維持し、2週連続の首位をキープした。これをうけて、セレーナは、自身のインスタグラムに「私にとって初のNo.1!」と喜びのコメントを投稿。「みなさんのことを深く愛していますし、(曲を)聴いてくれてありがとうございます。今後絶対に忘れることのない瞬間の一部になってくれた方々全員に感謝したいです」とメッセージを送っている。
【米ビルボード・ソング・チャート】セレーナ・ゴメス自身初のNo.1、リゾTOP10に2曲ランクイン
セレーナ・ゴメス、自身初の全米No.1に「みなさんのことを深く愛しています」
米ビルボード・アルバム・チャートでは、カニエ・ウェストの新作『ジーザス・イズ・キング』が初登場1位を記録し、自身9作目となるNo.1獲得を果たした。週間264,000ユニットを記録した本作は、アルバムの純粋な売上枚数が109,000枚、ストリーミングによるユニット数が151,000という、いずれも10万を超える高記録だった。週間視聴回数は1億9,690万回で、自身最大の週間ストリーミング記録も更新している。また、BTSの『LOVE YOURSELF 結 “Answer”』が、K-POPアーティストの作品として初めて同チャートに丸一年間チャート入りしたアルバムとなった。同アルバムは、最新アルバム・チャートで165位に再エントリーしたことにより、非連続で52週目のチャート・インを記録したことになる。
【米ビルボード・アルバム・チャート】カニエ・ウェスト9作連続首位、エミネムの歴代No.1記録にタイ
BTS、『LOVE YOURSELF 結 “Answer”』が全米ALチャートに1年ランクイン K-POPアーティスト初
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