テイラー・スウィフト、「ヒサシブリ！」約7年ぶりの来日ファン・イベントでニューALや愛猫を語る

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2019/11/06 22:30

テイラー・スウィフト

　2019年11月6日、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”初登場1位を獲得した最新アルバム『ラヴァー』をひっさげて来日したテイラー・スウィフトが、都内某所でファン・イベントを開催した。テイラーが来日するのは、昨年の東京ドーム2公演以来1年振り通算10回目となる。

　約7年ぶりとなる日本でのファン・イベントには、『ラヴァー』発売記念応募キャンペーンに応募した1万2000人の中から選ばれた600人のスウィフティーズが集まり、テイラー本人とのQ&Aなどを楽しんだ。まず、今年9月に仏パリで行われた【City of Lover】公演から「Blank Space」、「I Knew You Were Trouble」、「Lover」、「Shake It Off」の最新ライブ映像が会場の大スクリーンに映し出されると、「ME!」にあわせて、きらびやかな黒の衣装を纏ったテイラーがついに登場。「ヒサシブリ！」、「モリアガッテル？」と日本語で挨拶すると、「スゴイ」、「サイコウ」、「トウキョウダイスキ」、「ニホンダイスキ」と日本語を連発しながら、1年ぶりに来日した感想を述べた。到着してから新宿や渋谷でショッピングを満喫したと話したテイラーは、大好きな猫カフェにも行くことを楽しみにしているそうだ。

　続いて、会場に集まったスウィフティーズからの質問コーナーに突入。『ラヴァー』でお気に入りの曲は、その時によって変化するものの、タイトル・トラックを「とても誇りに思っている」そうで、結婚式で曲に合わせてダンスする新郎と新婦のビデオがネット上で投稿されているのを観て、とても嬉しくなったと話した。また、アルバムを制作する上で挑戦したことについては、「サウンドを制限せず、それぞれ異なるものしたかった。折衷的な感じが気に入っている」と述べ、「これほどにも堂々とロマンチックな作品を作ったのは初めて」で、そこがアルバムの気に入ってる部分で、「多分これまで作った作品で一番好きなアルバムになった」と説明した。

　他にも辛いことを乗り越える方法（「曲や日記を書いたり、女友達や母親と話す」）、お気に入りのストレス解消法（「深呼吸をする」）について話し、「ME!」のMV撮影で出会い、家族に迎え入れたベンジャミン・バトン、そして彼のお姉さんのメレディスとオリヴィアについて聞かれると目を輝かせ、猫を3匹飼っていると「まるで猫カフェに住んでいるよう」と話し、テイラーを後について歩いたり、ものを投げたら持ってくるベンジャミンは子犬みたいで、彼を飼うことは新鮮だと述べた。

　最後の質問はファンが登壇し、テイラーに直接行うことに。テイラーに「カワイイデスネ！」とハグで迎えられたファンが、『ラヴァー』の収録曲で最も思い出深い曲を聞くと、子供の頃の友情関係と大人になり恋に落ちた相手との関係を比喩した「It's Nice To Have A Friend」と胸にガツンとくると話した「Cornelia Street」をあげた。すると、ファン思いのテイラーから「一緒に写真撮る？」という提案があり、2人は仲睦まじい様子でセルフィーを撮影。さらにテイラーは客席に降りていき、スウィフティーズと間近で交流を楽しみながら記念撮影を行い、約1時間に及ぶ貴重なイベントは大歓声の中、幕を閉じた。

　なおテイラーは、明日11月7日に日本テレビ系『スッキリ』へ約5年ぶり4度目の出演を行い、朝9時半～のWEニュースのコーナーで「ME!」をパフォーマンスする予定となっている。

◎リリース情報
アルバム『ラヴァー』
2019/8/23 RELEASE
ジャパン・スペシャル・エディション[初回生産限定盤]　
UICU-9099 / 3,300円（plus tax）
通常盤
UICU-1311 / 2,500円（plus tax）

Photo: Kayoko Yamamoto