2019/10/29
カニエ・ウェストのIMAX映画『Jesus Is King』が、2019年10月24日に400の劇場で限定公開されたが、この35分の作品が、世界21地域で104万ドル(約1億1,300万円)の興行収入を記録した。
IMAXが発表したプレス・リリースによると、この内862,000ドル(約9,400万円)は北米372箇所のIMAX劇場、175,000ドル(約1,900万ドル)はその他12地域68劇場の収益だ。限定公開は10月30日までで、11月8日からはさらに世界78地域が追加される。
IMAXエンターテインメントのミーガン・コリガン社長は、米ビルボードに対し、「カニエは現代で最も革新的なアーティストの一人だ。【サンデー・サービス】の信じられないようなサウンドと、ローデン・クレーターの美しさがIMAXのプラットフォームで結び付くのは素晴らしい好機だった。観客に驚きのある新しい体験を提供するために様々なアーティストと仕事ができることに我々は沸き立っている」とコメントした。
また、監督のニック・ナイトはSHOWstudioに対し、「カニエは主役になりたがらなかった。“この映画のテーマは自分ではなく、信仰だ。そしてそれは普遍的なものだ”と彼は言った。彼は確実に“この映画の主役:カニエ・ウェスト”にはなりたがっていなかった。彼にとってこの映画で最も重要だったのは、うぬぼれず、慎み深く謙虚であることだった」と振り返っている。
現代美術家ジェームズ・タレル(James Turrell)が米アリゾナ州に制作した巨大インスタレーション、ローデン・クレーターで撮影されたこの映画は、カニエがゴスペルを通じて再び信仰とつながる姿に密着している。映画の最後の方では、『808s & Heartbreak』の人気曲も披露している。
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