2019/10/11
2019年10月10日の世界メンタル・ヘルス・デーへの認識を高める目的で、英国のハリー王子とエド・シーランがタッグを組んだユーモラスな動画が公開されている(https://youtu.be/W1r-zBvfilA)。
映像の冒頭では、王子に協力を依頼されたという設定でエドが髭を整えてもらっている。彼はカメラ目線で、「今日はすごく興奮しているんだ。ハリー王子とちょっとしたものを撮影しに行くんだよ。チャリティー動画を一緒にやってほしいって彼から連絡をもらったんだ。いいものになるに決まってるよね。彼のことをいつも遠くから敬服していたんだ」と嬉しそうに説明している。
その後二人が対面し、ハリー王子から「来てくれてありがとう」と礼を言われたエドは、これから撮影するテーマについて“とても強い思い入れがありますから”と快諾した理由を伝える。そして二人は撮影前のミーティングを行うが、会話が進むにつれ、双方の認識に食い違いがあることが明らかになっていく。
メンタル・ヘルス問題について話している王子が、「私にとって、これはもっと広く話題になるべきテーマであり会話だ。世界中の人々が本当に苦しんでいると思う」と述べると、エドは同意し、“このテーマ”について曲を書こうとしていると伝え、「僕たちみたいな人々がどんな思いでいるか、なかなか理解してもらえないですよね」と王子に同意を求める。
戸惑ったハリー王子が説明を求めると、エドは、「そうでしょう?ジョークにされたり、嫌味を言われたり。だからいい加減立ち上がって、“もうこれ以上は耐えられない。赤毛で何が悪い、抵抗するぞ”と言うべき時が来たのです」と、全く見当はずれなことを言う。
そしてハリー王子に、動画は世界メンタル・ヘルス・デーのためだとあらためて説明されると、エドは慌てて、「あ、ハイハイ、そうですよね。もちろん知ってました」などと取り繕いながら、“Moroccan sunset hair (モロッコの夕陽色の髪)の持ち主への認識を変える”などと書かれたプレゼン資料のタイトル“Gingers Unite” (赤毛の者は団結せよ)を削除する、という内容となっている。
この動画はハリー王子とメーガン妃の公式インスタグラムに投稿されているが、キャプションはいたって真面目で、心の病に関する支援アカウントのリストと共に、「黙って苦しむ必要はありません。感じていることを周りに話し、誰かに“調子はどう?”と聞いてあげて、答えに耳を傾けてあげてください。必要ならば助けを求める心構えを持ち、これは私たち全員に関わりのあることだと知ってください」などと記載されている。
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