2019/09/17
映画『プロメア』『機動戦士ガンダムNT』『機動戦士ガンダムUC』『進撃の巨人』など数々の大ヒットアニメ作品の劇伴音楽を手掛ける人気劇伴作家・澤野弘之。SawanoHiroyuki[nZk](サワノヒロユキヌジーク)名義でのアーティスト活動も展開しており、10月2日に8枚目のシングル「Tranquility / Trollz(読み:トランキュリティー / トロールズ)」の発売が決定している。
そんな澤野弘之が9月14日(土)に中国・上海のメルセデスベンツアリーナにて、ワンマンライブ【SawanoHiroyuki LIVE[nZk] in Shanghai 2019】を開催した。本公演ではAimer、mizuki(UNIDOTS)、mpi、Gemie、Tielleの5名のゲストボーカルが出演。
昨年の12月に引き続き、上海でのワンマンライブは2回目となるが、前回の公演ではチケットが約2時間という異例の速さで完売した。本公演もチケット販売直後に予定枚数が完売した為、急遽追加席を解放するがこちらも完売し、現地ファンの期待の高さが垣間見える。
実際会場を訪れたファンからは「澤野さんが活動初期の頃からずっと応援してきたので、今日の公演をとても楽しみにしていた!」と、熱いメッセージが寄せられた。
ライブは大歓声の中、澤野のドラマ劇伴の代表作である『医龍-Team Medical Dragon-』シリーズより、「BL@CK」で幕を開ける。『ギルティクラウン』『進撃の巨人』『機動戦士ガンダムUC』といった話題作の楽曲はもちろん、人気のナンバーを織り交ぜながら進行していく。
現在、UNIDOTSのボーカルとして活動しているmizukiが愁いを帯びた歌声で「aLIEz」をクールに歌い上げると、サビでは観客全体が大合唱。ライブの後半で「StarRingChild」のイントロが流れAimerが登場すると、割れんばかりの歓声が上がり、優しく包みこんでくれる力強い歌声に会場のボルテージは最高潮に達した。
アンコールでは澤野がボーカルを呼び込むと同時に、サプライズでバースデーソングが流れゲストボーカルたちがケーキを持って登場し、ハッピーバースデーの大合唱が起きる。「誕生日おめでとうー!」と日本語での祝いの言葉が飛び交い、先日誕生日を迎えた澤野を1万人超の観客が祝福する、感動的な光景となった。澤野は照れながらも「ありがとうございます!びっくりしたー!?? !」と感謝の言葉を述べ、ラストは3rd アルバム収録の「REMEMBER」で会場を一つにし、約2時間半の公演は大盛況の後に幕を閉じた。
先日、初のビルボード公演も発表され、ライブ活動も積極的に行っている澤野弘之。SawanoHiroyuki[nZk]名義のシングルリリースも控え、今後の活躍にも注目が高まる。
Photo by:西槇太一
◎公演概要
【SawanoHiroyuki LIVE[nZk] in Shanghai 2019】
2019年9月14日(土)OPEN 17:30 / START 19:00(現地時間)
出演者:澤野弘之
GUEST VOCAL: Aimer、mizuki(UNIDOTS)、mpi、Gemie、Tielle
会場:メルセデスベンツアリーナ
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