2009/08/21 00:00
現在、まだ内容の最終的な調整段階にあるようだが、WEEZERの通算7枚目となるスタジオ・アルバム『RADITUDE』が10/27にDGC RECDORDSよりリリースされる運びとなりそうだ。
メンバーのRIVERS CUOMOによると、バンドは現在15曲の候補曲の中から最終的なトラックリストを検討しているそうだが、第1弾シングルとなる「(IF YOU’RE WONDERING IF I WANT YOU TO) I WANT YOU TO」に加え、「THE GIRL GOT HOT」、「I'M YOUR DADDY」など最近のライヴですでに演奏されている楽曲は間違いなく収録されることになるとのことだ。
CUOMOによると、アルバム全体のサウンドは「楽しくて、ハイ・エネルギーなポップ・ロック」になるとのことで、それはシングル「(IF YOU'RE WONDERING IF I WANT YOU TO) I WANT YOU TO」に代表されるものだという。また、「I'M YOUR DADDY」にも同様なアップ・バイブが息づいており、WEEZERならではのヘヴィーなギター・リフに加えエレクトロの影響も若干反映された音作りになっているという。さらに「THE GIRL GOT HOT」では、ウィットの富んだパーティー・ジャムが繰り広げられているそうだ。
その他、JERMAINE DUPRIと共同で書き下ろし、2008年にCUOMOがソロでリリースした『ALONE II: THE HOME RECORDINGS OF RIVERS CUOMO』に初めて収録された「CAN'T STOP PARTYING」という楽曲と、2008年のアルバム『WEEZER』(通称:『THE RED ALBUM』)が完成した数週間後に書いた曲「TRIPPIN' DOWN THE FREEWAY」の収録が確実視されている。
WEEZERには依然として多くの根強いファンがついており、2008年の『WEEZER』(通称:『THE RED ALBUM』)は443,000枚のセールスを上げた。キャリアにおいては、330万枚を売り上げた1994年のデビュー作『WEEZER』(通称:『THE BLUE ALBUM』)と、160万枚を売り上げた2001年のアルバム『WEEZER』通称:『THE GREEN ALBUM』)が群を抜いているが、1996年の『PINKERTON』も852,000枚を売り上げるなど、バンドとしての力量は今なお強力であり、この秋のニュー・アルバムのセールスにも期待がかかる。
アルバム制作も最終段階に入ったWEEZERは、先週末8/23(日)からはBLINK-182との3週間に渡る北米野外ツアーに突入した。
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