2012/10/26
イギリスの歌手ロッド・スチュワートが、この9年間にわたって取り組んできた『ザ・グレイテスト・アメリカン・ソングブック』シリーズの後、10月30日にリリースするクリスマス・アルバム『メリー・クリスマス、ベイビー』のワンクッションをはさみ、ついにロック・フィールドに帰ってくる。来年春にリリースが予定される次のニュー・アルバムは、2006年の『スティル・ザ・セイム…グレイト・ロック・クラシックス・オブ・アワ・タイム』以来、またオリジナルの新作では2001年の『ヒューマン』以来となるロック・アルバムになるという。
スチュワートがビルボードに語ったところでは、すでに10曲用意できており、11曲目となる「ラヴ・ザ・ライフ・ユー・リヴ」はアルバムのタイトル・トラックになる予定とのことだ。また、ロックへ原点回帰するきっかけは、長年の仲間、ジム・クリーガンによるところが大きいという。
「彼がイギリスの俺の家にやってきて、“さぁ、曲を書こうぜ”と誘ったんだ。俺は“そんな面倒くさいことはいいよ”と一旦は断ったんだけど、結局メロディーをハミングしながら取りかかってね。後日、彼が歌詞をつけてきて、それからは川が流れるように事が運んだんだ。止めていた作曲活動も順調で、今は結構楽しんでいるよ」とスチュワート。ただ、「ホット・レッグス」ヤ「アイム・セクシー」の頃とは違い、もう少し大人なテーマとなっているそうだ。
来年2、3月に予定しているアメリカ東海岸ツアーや、それに続くヨーロッパ・ツアーで新曲を披露したいと話すロッド・スチュワート。フェイセズの復活については、「ウッディ(ロン・ウッド)はストーンズのステージがいくつかあるし、4月に病気(フェイセズのロック殿堂入り授賞式を欠席)したことも主な理由だ。残念ながら近い将来に再結成することはないだろう。ただ、俺たちは良い仲間だし、いつかは再結成し、車いすに乗ってでも活動するよ」と約束している。
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