2019/09/11
2019年9月16日付(集計期間:2019年9月2日~2019年9月8日)の総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で、前作「Sing Out!」から約3か月ぶり、24作目となる乃木坂46の「夜明けまで強がらなくてもいい」が、初週売上1,019,039枚でシングル1位、他指標でもルックアップとTwitterで1位となり計3冠獲得、ダウンロード9位、ストリーミング17位、ラジオ4位と、ダウンロード以外の全指標でSG発売週にポイントを上げ、15位からジャンプ・アップして総合1位を獲得した。初週売上は前作よりも約4万枚少ないが、ラジオとTwitterは前回を上回る展開をみせ、新たなファン層の獲得が進みつつある現状が見て取れる。
当週SGが発売される米津玄師の「馬と鹿」は、ダウンロードが前週51,427DLから当週70,605DLへ増加して4週連続1位を守り、当週解禁された動画再生は7,665,125回で2位、ラジオとTwitterでも2位と、軒並み順位を上げている。当週のメディアの大量露出がシングル指標を含む全指標を引き続き押し上げることとなるか、次週結果に注目だ。
また、MV解禁週に大きく再生回数を伸ばし、確実視されていた「馬と鹿」の動画再生1位を阻んだのは、3年前にリリースされたフィッツ & ザ・タントラムズの「ハンドクラップ」(総合20位)。当楽曲は当週7,964,750回をマークし、3週連続で動画再生1位となっている。この曲に合わせてハンドクラップするダンスダイエット動画がTikTok動画で使用されて爆発的に閲覧数を伸ばし、YouTubeでも火が付いて“JAPAN HOT 100”にチャートイン、続いてストリーミングやダウンロードにもその影響を及ぼしつつある。こちらの動画再生回数はまだまだ増加傾向にあり、米津1位を阻んだ思わぬ伏兵の登場に驚くとともに、新たなヒットのパターンが日本でも浸透しつつあるジャパン・チャートの展開にも注目だ。
◎【JAPAN HOT100】トップ10
1位[15]「夜明けまで強がらなくてもいい」乃木坂46(1,019,039枚・12,334DL・1,360,905再生)
2位[5]「馬と鹿」米津玄師(-・70,605DL・-)
3位[2]「Pretender」Official髭男dism(-・15,696DL・5,670,277再生)
4位[-]「鼓動」刀剣男士 formation of 三百年(85,934枚・-・-)
5位[3]「宿命」Official髭男dism(-・14,113DL・3,978,093再生)
6位[6]「マリーゴールド」あいみょん(-・10,853DL・2,853,311再生)
7位[-]「Escape」鈴木愛理(39,357枚・-・-)
8位[-]「ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-」Division All Stars(-・23,259DL・710,371再生)
9位[10]「Lemon」米津玄師(2,697枚・13,411DL・-)
10位[47]「会いたいよ」手塚翔太(20,921枚・6,618DL・1,029,884再生)
※[]内は前週順位
※()内はシングル枚数・ダウンロード数・ストリーミング数(各50位圏内のみ)
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