2012/10/26 13:30
先週末にアメリカでも屈指の人気を誇るTV番組「サタデー・ナイト・ライヴ」にホスト、そして音楽ゲスト出演したブルーノ・マーズが、様々なアーティストの物真似を披露し、番組の今シーズン最高視聴率を記録した。
通常、「サタデー・ナイト・ライヴ」では、俳優や女優などハリウッド・スターがホストを務め、音楽ゲストとしてミュージシャンがライヴ・パフォーマンスを披露する、という構成だが、この放送はブルーノがホスト役兼音楽ゲストに大抜擢。この異例の“大抜擢”は、昨シーズンではミック・ジャガー、一昨シーズンではエルトン・ジョンだけ、という超大物アーティストしか務めていない大役だ。
オープニングのトーク・シーンでは「僕は演技経験もないし、俳優として仕事もしたことないのに」と語っていたブルーノだったが、この日は計4つ、全てのコメディ・パートに登場するという大活躍ぶりで、ハイライトとなった人気インターネット・ラジオ「パンドラ・ラジオ」を舞台にしたコーナーでは、グリーン・デイ「バスケット・ケース」をデタラメな歌詞でモノマネした後、エアロスミス「アイ・ドン・ワナ・ミス・ア・シング」、ケイティ・ペリー「ファイアーワークス」、ジャスティン・ビーバー「ボーイフレンド」、ルイ・アームストロング「この素晴らしき世界」などを軽々こなし、最後はマイケル・ジャクソン「ビリー・ジーン」「マン・イン・ザ・ミラー」「スムース・クリミナル」「今夜はビート・イット」をメドレーを披露。その特徴をよく捉えたモノマネは、小さい頃、エルヴィス・プレスリーのそっくりさん大会で優勝した事もあるという、ブルーノの多彩ぶりが存分に発揮された内容となっている。
ライヴ・パフォーマンスでは、2ndアルバム『アンオーソドックス・ジュークボックス』からの第1弾シングル「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」、そして同アルバムに収録曲「ヤング・ガールズ」の2曲をパフォーマンスした。
今回の『サタデー・ナイト・ライヴ』出演は、ブルーノのコメディ出演や超絶モノマネによる話題もあって大反響を呼び、出演後には、アメリカのデジタル・ソング・チャートにて「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」が一気に2位へ急上昇(※iTunes Storeランキング 2012年10月25日現在)しており、今、話題の韓国人アーティスト=PSY「GANGNAM STYLE」に次いで、今全米で最もダウンロードされている曲となっており、最新の米ビルボード・シングル・チャートでは、登場2週目で33位に上昇中している。
そんな中、ブルーノ・マーズ本人が、自身のinstagramアカウントでアルバム『アンオーソドックス・ジュークボックス』のジャケット写真を初公開し、続いて公式サイトでアルバムのトラックリストも初公開された。『アンオーソドックス・ジュークボックス』の日本盤は12月12日に発売される予定だ。
◎リリース情報
『アンオーソドックス・ジュークボックス』
ブルーノ・マーズ
12月12日発売
1,780円(tax in.)
「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」
ブルーノ・マーズ
11月21日発売
500円(tax in.)
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