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2019/09/09

トゥール、13年ぶりの新作が“純然たるセールス”および“動画再生プレーヤー付き”の特殊パッケージで全米1位獲得

トゥールが8月30日にリリースしたニュー・アルバム『フィア・イノキュラム』が、テイラー・スウィフトのニュー・アルバム『ラヴァー』を抜き全米アルバム・チャートBillboard 200で1位を獲得した。

 同作品は1週間で27万枚相当を売り上げたうち、25万枚弱がフィジカルセールスとアルバム・ダウンロードによるもの。この数字は、昨今アメリカ市場においてアルバムチャート初週1位獲得の策として主流となっていたコンサートチケットやグッズとの併せ売り等をせず、純然たるアルバム・セールスによるものという点で話題になっている。トゥールはこれで前々作『ラテラルス』(2001)、前作『10,000デイズ』(2006)に続き、3作連続で全米アルバム・チャート1位の快挙を成し遂げた。

 サウンド・エンジニアに前作同様ジョー・バレシ(Joe Barresi)を迎え、セルフ・プロデュースによって制作された本作『フィア・イノキュラム』は、トータル80分以上にも及ぶ大作。全編で独特のヘヴィネスと美しさが絡み合いつつ、幽玄なる圧倒的世界が構築されていく、唯一無二のトゥール・サウンドに仕上がっている。“今後長きにわたり分析されねばならない大傑作”―リヴォルバー誌、“驚愕という他ない”―ケラング誌、“モンスター級のアルバム”―コンセクエンス・オブ・サウンド、“神がかり的なカムバック!”―スピン誌、などと大手音楽メディアより軒並み賛辞を受けている。

 完全生産限定盤としてリリースされた本作の初回のみの特殊パッケージには、4インチ・サイズのHDスクリーン付き動画再生プレーヤーが搭載されており、ここでしか見られない限定映像を収録。充電ケーブル、2ワット・スピーカー、36ページのブックレットも付属する。

 なお、これまで頑なにストリーミング、ダウンロードなど配信サービスを行ってこなかったトゥールだが、2019年8月2日よりこれまで未配信だった過去作品『オピエイト』(EP)、『アンダートウ』、『アニマ』、『ラテラルス』、『10,000デイズ』のデジタル・リリースを開始するや否や、配信開始2日間でトータル2000万回ストリーミングを叩き出し、本国のiTunes トップ10チャートで全てのアルバムがランクイン。新作アルバムでは日本でもiTunesメタル・チャートで堂々の1位を獲得した。ちなみに新作のデジタル・バージョンは、インタールード曲が3曲ボーナストラックとして加わったトータル10曲となっている。

 トゥールは10月13日にカリフォルニア州サクラメントで開催される【アフターショック・フェスティヴァル】出演を皮切りに、キリング・ジョークをオープニング・アクトに迎え新作を引っ提げた全米アリーナ・ツアーを敢行。来日公演への期待も高まる。



◎リリース情報
アルバム『フィア・イノキュラム/FEAR INOCULUM』
2019/8/30 RELEASE
※国内盤発売未定
完全生産限定盤・特殊パッケージ仕様
HDスクリーン付き動画プレーヤー搭載<限定映像収録>、充電ケーブル、2ワット・スピーカー、36pブックレット付
<輸入盤>19075950552
01. Fear Inoculum/フィア・イノキュラム
02. Pneuma/ニューマ
03. Invincible/インヴィンシブル
04. Descending/ディセンディング
05. Culling Voices/カリング・ヴォイシズ
06. Chocolate Chip Trip/チョコレート・チップ・トリップ
07. 7empest/テンペスト

<配信アルバム>
01. Fear Inoculum/フィア・イノキュラム
02. Pneuma/ニューマ
03. Litanie contre la Peur/リタニ・コントレ・ラ・プール*
04. Invincible/インヴィンシブル
05. Legion Inoculant/リージョン・イノキュラント*
06. Descending/ディセンディング
07. Culling Voices/カリング・ヴォイシズ
08. Chocolate Chip Trip/チョコレート・チップ・トリップ
09. 7empest/テンペスト
10. Mockingbeat/モッキングビート*
*配信限定ボーナストラック

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