2019/09/06
週明けに、テイラー・スウィフトの最新作『ラヴァー』が1位に初登場したことが発表されていた今週の米ビルボード・アルバム・チャートのフル・ランキングが公開された。
今週1位に初登場した『ラヴァー』は、自身の前作『レピュテーション』以来、最大の初週ユニットを獲得。ユニットの内訳は、アルバム・セールスが67.9万枚、TEAユニットが1.3万、SEAユニットが17.5万(オン・デマンド・オーディオ再生2億2600万回換算)となっている。
前週初登場No.1をマークしたヤング・サグは今週2位へワン・ランクダウンとなり、3位には、先月の初来日ライブも記憶に新しいブロックハンプトンの『GINGER』が初登場した。
今週の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で自身初の1位を記録したリゾの「トゥルース・ハーツ」が収録された『コズ・アイ・ラヴ・ユー』は、最高位を更新して4位へ。5月4日付のアルバム・チャートで初登場6位デビューを飾った『コズ・アイ・ラヴ・ユー』は、その後19週にわたりTOP30キープしている。
今週、アルバム・ユニット数が増減したのは、8月26日に開催された【MTVビデオ・ミュージック・アワード2019】で彼女のパフォーマンスが大きな話題になったことと23日に米NBCの国民的番組『トゥデイ』へ出演したことが要因となっている。
今回『コズ・アイ・ラヴ・ユー』は、チャートイン19週目で初めてTOP5入りしたが、これは2017年10月28日付チャートで、ケーン・ブラウンのセルフ・タイトル作が45週目、ポスト・マローンの『ストーニー』が44週目に初めてTOP5入りした以来の最長記録となる。女性アーティストによる作品としては、2012年3月3日付チャートでアデルの『19』が、チャートイン122週目にして初TOP5入りした以来となる。同チャートは、アデルがこの年の【グラミー賞】で最多となる6部門を受賞した直後に発表されたものとなる。
ニールセン・ミュージックによると、8月29日に終わる集計週で『コズ・アイ・ラヴ・ユー』は、前週から40%増となる、49,000ユニットを獲得した。その内、アルバム・セールスが、前週から87%増となる1万枚で、SEAユニットが22%増の3.1万(オン・デマンド・オーディオ再生4110万回換算)だった。
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは、9月9日以降掲載予定となります。
◎【Billboard 200】トップ10
1位『ラヴァー』テイラー・スウィフト
2位『ソー・マッチ・ファン』ヤング・サグ
3位『GINGER』ブロックハンプトン
4位『コズ・アイ・ラヴ・ユー』リゾ
5位『TM104: The Legend Of The Snowman』ジージー
6位『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』ビリー・アイリッシュ
7位『クオリティー・コントロール:コントロール・ザ・ストリーツVol.2』クオリティー・コントロール
8位『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』エド・シーラン
9位『インディゴ』クリス・ブラウン
10位『ショーン・メンデス』ショーン・メンデス
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