2019/09/03
ブラッド・ピットの最新主演作『アド・アストラ』に出演するトミー・リー・ジョーンズが、最高な映画の条件は“純粋に楽しめること”であることを明らかにした。
宇宙飛行士のロイ・マグブライド(ブラット・ピット)の父で、宇宙の彼方で謎の失踪を遂げた人類の英雄クリフォードを演じるジョーンズは、最高な映画に欠かせない条件として”純粋に楽しめること“が大切だと分析する。「面白さ、クールさ、ロマンチック、恐怖。すべてがバランスよく詰まっていれば、観客の心を掴むことができるんだ。本作はまさに最高で楽しいものになっているよ」と、本作も彼の指標に合う最高な映画であると太鼓判を押した。ジョーンズにとっても本作の撮影は特別だったようで「とても楽しくてワクワクする撮影だったよ」と語る。
トミー・リー・ジョーンズと言えば、【アカデミー助演男優賞】を受賞したサスペンス映画『逃亡者』(1993)の連邦保安官補役や『メン・イン・ブラック』シリーズの物静かだがユーモアもあるエージェント役、そして【第80回アカデミー賞】で<作品賞>を受賞した『ノー・カントリー』(2007)の語り手であり、凶悪化する犯罪に心を痛める保安官役など様々な役柄をモノにし、我々を魅了してきたが、そんな彼が太鼓判を押す、最高な映画の条件がすべて詰まった新たな物語に期待が高まる。
傍でジョーンズの演技を目にしたジェームズ・グレイ監督は心揺さぶられる演技を大絶賛。「トミー・リー・ジョーンズは最高に心を動かしてくれるレジェンドだ。彼は役に入ると情熱的且つ危険に満ち溢れた存在になる。入念に準備をし、頼んだことを正確に演じ、自分が正しいと思ったことをきっちりと表現していたよ」と、撮影裏でのジョーンズの様子を語った。
『ムーンライト』(2016)や『それでも夜は明ける』(2013)など数々の上質なオスカー作品を輩出し続けている製作会社プランBがプロデュースを手掛ける本作。太陽系の彼方で消息を絶った父はなぜ生きていたのか? そして、なぜ危険な実験を抱えたまま彼は姿を消したのか? 父の謎を追い、宇宙の彼方でロイ・マグブライドが見たものとは? 隠された秘密が今、明らかになる壮大なスペース・アドベンチャー大作が遂に幕を開ける。
◎公開情報
『アド・アストラ』
2019年9月20日(金)より、全国公開
監督:ジェームズ・グレイ
出演:ブラッド・ピット、トミー・リー・ジョーンズ、ルース・ネッガ、リヴ・タイラー、ドナルド・サザーランドほか
配給:20世紀フォックス映画
(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
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