2012/10/24
バンド解散を発表し、年末に赤坂BLITZで最後のライブを行うステレオポニーが、11月21日リリースのベスト盤『BEST of STEREOPONY』の詳細を発表した。
これまでの活動を彩ってきたシングルタイトルがずらりと並ぶ本作だが、1曲目にはファンの間で幻のデビュー曲と呼ばれている「さよならの季節」を配置。デビュー当初、この楽曲でメジャー進出を果たすと言われていた作品で、リリースはないもののファンには人気が高く、メンバー自身も「最後にみなさんに届ける 大事な大切な音源です。この季節にいろいろな決断をしている皆さんの背中を、少しでも押せるような曲になれば良いと思います」と語っている。
また、初回生産限定盤には今年の春アメリカで開催したU.S.ツアーのライブ映像を中心に、過去4年間のオフショットを収めた約70分のDVD。さらに未使用写真が入ったブックレットも付属する。
◎ステレオポニー AIMI、NOHANA、SHIHOからのメッセージ
「さよならの季節」
「さよなら」を感じる時は 決して卒業シーズンの春ではなくて
その卒業を意識し始めた時、お互い何かに進むことに決意した時に思う事だと思います。
楽しかった夏が終わり、秋の匂いを感じ始めた時、急に焦って、不安になって、信用できなくなって、、そんな時に限って思ってもない事を口にしてしまったりとか。
そんな時に、大切な人を思いやったりする感情が芽生え、自分に嘘をついたりして「さよなら」を意識するのだと思います。
この曲がデビューシングルにならずに、解散することを決意したこの秋にみなさんに届けることになることは 予想しておりませんでしたが
なんだか この曲を制作している時の事や 唄の内容を考えると運命のような気がしています。
デビュー当時の私たちは大人に言いくるめられないようにといつも防御線を張り、常に身体に力を入れていました。
でも どこかで もっと私のことをわかってほしいとも。そんな事ばかり思っていました。
「本当に傷ついているとき雨はきっと止むから…なんて言われても 今降っているこの雨はどうするのよって思う事がある。
時間が解決する出来事はたくさんある。
でも、その雨が止むまでの時間こそが辛く苦しい事をわかってほしい。」
東京に出ていくときが決まった時のことです。
きっと今の若い子たちも、こう思って苦しんでいる子が多いんじゃないかなと思います。
でも間違いなく近くに信用できる人はいるし、答えは自分の中にある。
私たちにもいたから。絶対に大丈夫だよと。
この「さよならの季節」という曲は私たちが 初めてメジャーレーベルに来てレコーディングした楽曲です。
まだ右も左もわからないまま がむしゃらに演奏して唄いました。
私たちが最初に音源にして、最後にみなさんに届ける 大事な大切な音源です。
この季節にいろいろな決断をしている皆さんの背中を、少しでも押せるような曲になれば良いと思います。本当にいままでありがとうございました。
◎ベストアルバム『BEST of STEREOPONY』
2012/11/21 RELEASE
[初回生産限定盤]
SRCL-8177~8 3,990円(tax in.)
[通常盤]
SRCL-8179 3,059円(tax in.)
収録曲:
01.さよならの季節
02.ヒトヒラのハナビラ
03.泪のムコウ
04.I do it
05.青春に、その涙が必要だ!
06.スマイライフ
07.ツキアカリのミチシルベ
08.はんぶんこ
09.OVER DRIVE
10.Everything OK!!!
11.小さな魔法
12.たとえば唄えなくなったら
13.ありがとう
14.スーパーガール
15.ビバラ・ビバラ
16.星屑カンテラ
17.stand by me
18.ステレオポニーの旅はつづく
19.青空Very good days!!
◎シングル『Just rock with me』
[初回生産限定盤]
SRCL-8131~2 1,600円(tax in.)
[通常盤]
SRCL-8133 1,300円(tax in.)
CD収録曲:
01.Just rock with me / EVANPONY
02.涙なんて見してやんない / ステレオポニー
◎ステレオポニー ラストライブ
12月27日(木) 赤坂BLITZ
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