2012/10/24
MONKEY MAJIKが、12月5日リリースの最新シングル『A Christmas Song』で小田和正とコレボレーションすることが明らかになった。
両者の出会いは、昨年の震災直後にMONKEY MAJIKが東日本大震災の復興支援プロジェクト“SEND愛”を立ち上げ、地元仙台で行うチャリティライブへの出演を小田和正に依頼したことがキッカケで、同年6月には横浜で初対面。その後、テレビ番組での共演やライブへの参加などを重ねながら親交を深め、震災より1年半が経過した今年9月にはMONKEY MAJIKから小田和正へ手紙が送られた。
そこには彼らの今思う心境が綴られており、内容に共感した小田和正とのコラボレーションソング制作に至ったという。
震災から1年半が過ぎた今だからこそ感じる、大切な人と一緒に過ごす“誕生日”や“クリスマス”の幸せ。それが“悲しみを深める日”に変わってしまった方たちへ、少しでも音楽を通じて季節の彩りを感じてもらいたいと願うMONKEY MAJIK、そして彼らの想いを汲み助力した小田和正。両者が込めた想いを、その音を通してぜひ受け取ってもらいたい。
◎MONKEY MAJIKからのコメント
震災から1年半が経過しようとしておりますがいま感じていることがあります。
これまではごく当たり前だった、大切な人と一緒に過ごす「誕生日」や「クリスマス」といった記念日や季節ごとの幸せのひととき、楽しみに指折り数えて待ち望んでいた日が、幸せな日を大切な人と分かち合えなくなり「悲しみを深める日」に変わってしまった方が数多くいる事を日々実感して来ました。
東北の皆さんに音楽を通じて、少しでも季節の彩りを感じてもらいたいと願い、僕らとしては初めてのクリスマスソングを届けたいと考え、尊敬する小田さんにこの曲を一緒に完成させたいと、想いを伝えました。少しでも小さな幸せを感じてもらえるような「彩り」ある曲を創るために。
僕たちの曲を聴いた人が、震災以前のような気持ちでクリスマスを過ごしてもらえたなら大変嬉しいです。
◎小田和正からのコメント
MONKEY MAJIKとは会うたびによく話す。リハーサルや打ち上げで多分誰よりたくさん話してきた。彼らは伝えたいのだ。いろいろな想いを。
「A Christmas Song」を手伝った。自分に言ってきた彼らの狙いはどの辺りなのか。尋ねることのないまま、彼ら不在の渋谷のスタジオで先に歌をレコーディングして、その後仙台から到着した彼らに聴いてもらった。
ボクは注意深くその表情を見ていた。みんなが「やっぱりこうなったか」という顔をして大いに喜んでくれた。よかった。彼らの想いが聴いてくれる人たちに伝わるといいなと思いながらボクも喜んだ。
震災直後、被災地で連日黙々と懸命に働く初めてテレビで見た彼らの姿が重なった。
◎シングル『A Christmas Song』
2012/12/5 RELEASE
AVCH-78038 1,260円(tax in.)
収録曲:
01.A Christmas Song
02.LET IT SNOW LET IT SNOW LET IT SNOW (カバー曲)
03.Have Yourself A Merry Little Christmas (カバー曲)
◎MONKEY MAJIKチャリティーライブ “SEND愛”東京公演
12月21日(金) 東京NHKホール
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