2019/08/28
テイラー・スウィフトのニュー・アルバム『ラヴァー』がリリースされてまだ数日しか経っていないが、早くもファンの間では新曲をライブで観たいとツアーを期待する声が高まっている。ところが2019年8月27日にラジオ番組に出演した彼女が、同作を携えたツアーはスタジアム規模では行わない可能性があることを明かした。
『オン・エア・ウィズ・ライアン・シークレスト』に出演したテイラーは、【レピュテーション・ツアー】が終わったばかりだとした上で、「ツアーをどうするのかまだ何とも言えない。このアルバムに関してはリリースに向けてのプランニングやら、ミュージック・ビデオの監督やら、ビデオにさまざまなヒントを詰め込んだりすることに全力を注いで、ファンにとってアルバムのリリース体験が最も楽しいものになるようにした。だからライブをどうしようとか計画したくなかったし、毎回同じことをするのも嫌だ。ランニングマシーンの上で走っているような人生にしたくないから」と説明している。
「毎回毎回同じことをしなければならないって感じるのが嫌」と彼女は続け、「このアルバムをライブで多くの人のために演奏したいという気は確かにある。これらの曲をファンにライブで楽しんでもらう機会をあげたいし、自分もファンと一緒にヴァイブスを感じて、歌詞をみんなが歌っているところを見たいとは確かに思っている。でもどうやってそれを実現するかまだはっきり決めていない」と語っている。
また、「自分が成長したと思うのは、ファンのみんなが私にとても寛大だってことに気がつけたこと。私が多大なプレッシャーを感じているときに、時々やり方を変えたりする機会を与えてくれる。中途半端なライブは絶対にしたくないし、こんなことしたくなかったなんて思いたくない。ライブでは毎回113%を提供したいから、自分にとってしっくりくるやり方にする必要がある」と彼女はファンへの信頼を口にしている。
「スタジアムは楽しい。スタジアムは最高。スタジアムは大好きだけど、前回と同じことをするかはわからない。このアルバムは個人的で、繊細で……“レピュテーション”はとても外向きで、とても声高だった。これは個人的で、弱みを見せていて、感情的だから、自分の目標としてはライブ演出はリビング・ルームのように小さく感じられるようなものにしたい。それが私の目標。それが私の方針だけど、まだ本当にどうするかわからない。ミーティングだってまだしていない」と彼女は明かしている。
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