2019/08/28
2019年9月2日付(集計期間:2019年8月19日~2019年8月25日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、嵐のベスト・アルバム『5×20 All the BEST!! 1999-2019』が7週ぶりとなる総合首位を獲得した。
6月26日にリリースされた『5×20 All the BEST!! 1999-2019』は、9週目の集計を迎えた当週、各主要CDショップが追加生産分を入荷したことで、フィジカル・セールスが急増。前週比2,246%にもなる387,258枚を売り上げて、7週ぶりにCDセールス1位をマークした。これにより累計売上は2,009,637枚となっており、CDアルバムの累計売上としてはグループ歴代最多となる枚数を記録している。さらに、CDセールスほどではないにしろ、ルックアップもポイントを伸ばし、こちらは3週ぶりとなる1位返り咲き。7月8日付の初登場から2連覇を達成した同作は、これで通算3度目の総合首位獲得となる。
総合2位は、MONSTA Xの日本2ndアルバム『Phenomenon』が獲得。初週56,244枚を売り上げてCDセールス2位となり、これが牽引した形だ。MONSTA Xのこれまでの当チャート最高位は、2018年5月7日付で『PIECE』が獲得した3位だったので、今回で自己記録を更新したことになる。続く総合3位に入ったのは、テイラー・スウィフトの通算7作目となるオリジナル・アルバム『ラヴァー』。初週16,742枚を売り上げてCDセールス3位、3,980DLを売り上げてダウンロード2位、ルックアップは17位となっており、両セールス指標が好調な滑り出しを見せて、自身初の“HOT ALBUMS”トップ3入りを果たした。
ウカスカジーが配信限定リリースしたミニアルバム『金色BITTER』は、フィジカル指標での成績がブランクとなっているなか、初週8,279DLを売り上げてダウンロード1位をマークし、総合では4位を獲得。また、今回で6週目の集計となったRADWIMPS『天気の子』は、当週5,509枚を売り上げてCDセールス8位、2,257DLを売り上げてダウンロード3位、そしてルックアップ2位をそれぞれマーク。総合では初登場以来初となるトップ3外となったが、いまだバランス良く上位を保っており、前週から3ランク・ダウンに留まって5位を獲得した。
トップ5以下の動きを見てみると、CDセールス7位、ダウンロード4位の須田景凪『porte』が総合7位、CDセールス10位、ダウンロード5位のmilet『us』が総合8位、CDセールス22位、ダウンロード8位のBUMP OF CHICKEN『aurora arc』が総合9位となっており、こういったダウンロードが好調な作品が、いくつかのCDセールス偏重型のタイトルを抑え、総合でも上位を獲得している。
◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『5×20 All the BEST!! 1999-2019』嵐
2位『Phenomenon』MONSTA X
3位『ラヴァー』テイラー・スウィフト
4位『金色BITTER』ウカスカジー
5位『天気の子』RADWIMPS
6位『ONE STAR』九星隊
7位『porte』須田景凪
8位『us』milet
9位『aurora arc』BUMP OF CHICKEN
10位『禁情』CoLoN:
11位『LOVE』菅田将暉
12位『GUNDAM SONG COVERS』森口博子
13位『瞬間的シックスセンス』あいみょん
14位『ラブとポップ ~大人になっても忘れられない歌がある~ mixed by DJ和』(オムニバス)
15位『BOOTLEG』米津玄師
16位『834.194』サカナクション
17位『Let's GOAL!-薔薇色の人生-』倉木麻衣
18位『MAGIC』back number
19位『TVアニメ「ケムリクサ」ミュージックコレクションアルバム』(アニメ)
20位『NARALIEN』ENDRECHERI
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