2019/08/27
BTSの所属事務所/レコード・レーベルBig Hitエンターテインメントが、同グループに対する“悪意のある”ネットの書き込みに対して法的措置を取ると発表した。韓国ソウルの警察署に、名誉毀損と犯罪となる侮辱的言動についての訴状を提出したと声明で明かしている。“表現と個人的記録の、妥当で一般に認められた範囲を超えた“BTS関連の投稿をアップロードしたネット・ユーザーが対象だ。
同社は声明で、「所属アーティストに対する侮辱や名誉毀損については断固とした措置を取ってきており、そのスタンスはこれらの行為が続く限り変わることはありません。これらの行為を犯した加害者に対する情状酌量や和解は現在も今後も一切ないということを強調しておきます」と表明した。
Big Hitは、Eメール・ホットラインと内部モニタリング・イニシアチブを通じて2019年前半に公開された投稿の一群(の発信元)を突き止め、これらを証拠として利用するとしている。声明によると、韓国の法執行機関がすでに捜査を開始しているとのことだ。「加害者を特定し、法的手続きを開始する間に守秘義務があったため、皆様への報告を遅らせなければならなかったということをご理解ください」と記載されている。
米国では名誉毀損で告発されても、真実ならば絶対的抗弁になるが、韓国では事実である発言に対しても刑事責任を負わせられる場合がある。Big Hitはまた、公的な場所で相手を侮辱する行為に懲役または罰金が科せられる刑法にも言及している。
BTSを守るために同社が訴訟を起こしたのはこれが初めてではなく、今年4月にはコンサート会場の外で売られていたBTSの非公認商品を押収し廃棄するため、裁判所の許可を申請した。
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