2019/08/21
サンボマスターが【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019】の2日目、8月4日(日)に出演。ピースフルなサウンドで明日の生きる糧を与えてくれた。
サウナに入っているかのような暑さのなかにも心地よさを体感しに集まったファンへ「神聖なピース持ってこい」のひと声で『世界をかえさせておくれよ』からスタート。「全員優勝させに来ました」の言葉通り、じりじりと暑い空間の中で少しちくっとして、ちょっとさわやかな気分にさせてくれる『青春狂騒曲』へとつづく。
この日はドラム・木内の誕生日ということもあり、サンボマスターと観客がミラクルを起こす誕生日。『ミラクルをキミおこしたいんです』では「ハピバ!」のコールがGRASS STAGEに響き渡り、ドラム・木内と観客を祝うバースデーソングへと変わった。
別のステージから音が聞こえてきても視線や耳を奪われることなくステージ上で強く暑苦しいと言っても足りないほどのパワーを飛ばす山口に観客は虜になる。「言いたいことはきみと会えたということです」そう言って始まる『ラブソング』。緊張感につつまれた空間がふと和らぎ、笑顔にさせる。
『ロックンロール イズ ノットデッド』、『できっこないを やらなくちゃ』とつづき、再度「ハピバ! 全員優勝!」のコールでてんこ盛りなGRASS STAGE。さらには『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』パンクでピースフルなラブアンドピースコールをひたちなかから世界中へ送る。
さわやか且つ疾走感がある楽曲も、そばで支えてくれる楽曲も二人三脚で乗り越えてくれるサンボマスター。この日を楽しみに生きてきた観客も、終わってしまえばまたいつも通りの日々を送る。なかには最悪だと感じる者もいるだろう。想定外の出来事が起こる者もいるだろう。そんなときは色あせて干からびるのではなく、一緒にミラクルを起こしたこの日を思い出してほしい。山口のメッセージは『輝きだして走ってく』へ乗せられ、「おめーらの宿題は、勝手に死んでくんじゃねーぞこのやろー!」と、永遠の宿題を与えてくれた。
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