2012/10/19
アメリカで初となるK-POPミュージック・コンベンション【KCON2012】が10月16日、カリフォルニア州アーバインのベライゾン・アンフィシアターで開催された。当日は、数多くのパネル・ディスカッションやワークショップ、K-POPスターによるサイン会やコンサートなど、盛りだくさんの内容で、全米市場へ進出する新しいワールド・ミュージック“コリアン・ウェイブ”を大いにアピールした。
第一世代の韓国系アメリカ人であるアーバイン市のSukhee Kang市長は、「K-POPとはいえ言葉の壁なんてまったくない」と挨拶。今回のコンベンションは、各地から訪れた何千もの参加者と共に言葉の壁を乗り越える力を示し、年次開催が期待されるイベントとなった。南カリフォルニアの町、アーバインはK-POPのメッカとなるだろう。
様々な出来事が見られた当日の会場だったが、いかにアメリカのファンが熱狂的なK-POPファンであるかが証明された。サイン会で女性が足にケガをしたため警察官が配備され、主催者は急きょ列に並ばせるのではなくクーポンを配ったのだが、それがファン心に火をつけ、サイン会場にいたカメラマンたちはファンに押し倒されそうになったという。また、会場にはファン・クラブの出店も多数あり、少女時代、SHINee、SISTAR、Beast、Secret、TVXQ、2AM、2PMといった全米チャートを賑わすアーティストたちのブースで、新規ファン獲得に賑わいを見せていた。
なお、ショーケースのヘッドライナーを務めたのは、“K-POPの代表的なグループ”と紹介された4Minuteだった。ガユンが不在だったため、計算し尽くされたパフォーマンスがくずれる場面もあったが、後半に入るとファンと一体となり、K-POPが熱狂的なファンと共に脚光を浴びる存在になっていることを立証した。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像