2019/07/19 18:15
舞台「奇子(あやこ)」の公開舞台稽古&囲み取材会が19日、東京都内で行われ、出演者の五関晃一(A.B.C-Z)、梶原善ほかが出席した。
本作は、手塚治虫の同名漫画が原作。戦後史の中で、少女監禁や近親相姦などセンセ-ショナルな要素を巧みに取り入れながら、人間の心の闇や犯罪行為、逃れることのできない恐ろしい呪縛を描く。
本作が初の単独主演となる五関は「初めて聞いたときは『やった!』と単純に喜んだのですが、話を聞いていくと、手塚さんの生誕90周年(記念事業)であるとか、初めて原作を読むと(その内容に)だんだんとプレッシャ-を感じてきてしまって」と語った。
それでも、スタッフ、キャストに助けられながら、稽古やプレビュ-公演を重ねてきたといい、「さらにブラッシュアップしたものをお見せできると思う」と自信をのぞかせた。
今月9日に亡くなったジャニ-喜多川氏の話題も。五関は「多分僕が1人で舞台に立っているのを見るのは初めてだと思うので、そこは喜んでくれていると思う」としみじみ語りながらも、「駄目出しをされないように気を付けないと」と不安げにつぶやいた。
具体的には「ユ-、ちっちゃいよ」と、身長について言われたそうで、「僕がジャニ-さんに駄目出しをされる8、9割が『ユ-、ちっちゃいよ』だった。『同じ衣装を着ているのにユ-だけちっちゃい』とか、衣装を着込むとさらに小さく見えるらしく、『ユ-は着ないでくれ』とか」と、懐かしそうにエピソ-ドを披露した。
そんな五関は、今回の舞台で「奇子役の(駒井)蓮ちゃんがすごくスタイルがいい子なので、僕はインソ-ルをずっと入れさせてもらっています」と告白。「何センチアップ?」と聞かれると、「そこまで詳しくは…」と答えて笑いを誘った。
舞台は19日~28日、都内・紀伊国屋ホ-ル、8月3日~4日、大阪・サンケイホ-ルブリ-ゼで上演。
(左から)演出・台本の中屋敷法仁氏、五関晃一、梶原善
エンタメ OVO
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