2019/07/14
BTSによる全世界スタジアムツアーの日本公演【BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF’ -JAPAN EDITION】の最終公演が、2019年7月13日、14日に静岡・エコパスタジアムにて行われた。
先週末開催された大阪ヤンマースタジアム長居公演を含む4日間で約21万人を動員。梅雨時期とあって、小雨の降る中行われた7月14日の最終公演のコンサート会場は、周辺を含めライブ前からファンの熱い熱気に包まれていた。この日、BTSはファンの熱い歓声とともに全米・全英No.1の大ヒットアルバム『MAP OF THE SOUL : PERSONA』の収録曲で、BTSならではのエネルギー溢れる集合ダンスが際立つ「Dionysus」でライブをスタート。「会いたかったよ」(V)、「僕たちと一緒に楽しむ準備はできてますか?」(J-HOPE)と、「Not Today」「FAKE LOVE」「MIC Drop」などヒット曲を続々披露した。
途中のソロステージでは、メンバーそれぞれの魅力が詰まったステージを披露。J-HOPEのダンス力が際立つステージで会場に“J-HOPE”コールを巻き起こした後、JUNG KOOKが3Dフライングで会場を虜に。スノードームのようなセットの中で幻想的に歌うJIMINに悲鳴にも近い歓声がおこった後は、「一緒に歌う準備はいいですか?」と会場みんなで大合唱を魅せたRMのステージで会場中が“LOVE”で包まれた。魅惑的な表情で視線を釘付けにしたVに続き、SUGAがダンサーを従えてムービングステージを使用したダンス曲をみせた。貴公子のような出で立ちでピアノを弾き柔らかな声で歌い上げるJINには会場全体から拍手が巻き起こった。
一番の盛り上がりを見せたのは、ライブ中盤に披露した「Boy With Luv -Japanese ver.-」。7月3日にリリースされ、100万出荷されたシングル『Lights/Boy With Luv』の収録曲で、日本語で披露されたのは今回の日本スタジアム公演がはじめて。会場が一体となったコールに会場が揺れていた。
MCでは、「スタジアムツアーをしながら、はじめて雨に降られながらのコンサートでしたが、雨に濡れながらのコンサートもいいですね。幸せな思い出を作ってくれてありがとう」(JUNG KOOK)、「みなさんのおかげで嬉しくて楽しい日でした。みなさんありがとうございます」(J-HOPE)、「みなさんのテンションが高くて僕たちも楽しくできました」(SUGA)「雨が降ってるけど大丈夫だよね? 僕たちの熱い情熱には勝てないよね?」(JIN)、「静岡は綺麗ですね。みなさんがいるから今日が一番綺麗ですね!」(JIMIN)、「雲が太陽を隠してしまいましたが、暑さもなく楽しい公演になりました」(V)、「今日はラッキーな日でしたね。これだけの雨ですみました。暑い日差しもなく、気持ちよく公演できました」(RM)と雨が降る中、ともに楽しんでくれたファンに向けた感謝の気持ちを語った。
こうして、ユニットステージなどアンコール含む全24曲を披露し、会場を埋め尽くした観客を魅了した。
PHOTO:Big Hit Entertainment
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