2019/07/14
7月15日付のBillboard JAPAN“Top Singles Sales”で、BTSの『Lights/Boy With Luv』が769,454枚を売り上げ首位を獲得した(集計期間2019年7月1日~2019年7月7日)。
『Lights/Boy With Luv』は前作『FAKE LOVE/Airplane pt. 2』より約8カ月ぶりにに発売された日本10枚目のシングルで、日本オリジナル楽曲の「Lights」と、既発曲「Boy With Luv」/「IDOL」の日本語バージョンが収録されている。
本作はSoundScanJapanが集計を開始して以来、海外アーティストのシングルとしては最高の販売枚数を記録した前作『FAKE LOVE/Airplane pt. 2』の526,274枚を自身で20万枚以上更新する大ヒットとなっている。
ここでは、BTSのセールス動向をSoundScanJapanの販売データを使用し、過去作との比較も含めて考察してみる。まず前作『FAKE LOVE/Airplane pt. 2』と比較し、CDショップでの販売量が大きく伸びている都道府県は下記の通りである。
大阪府 1.67倍
茨城県 1.54倍
岩手県 1.42倍
福岡県 1.36倍
青森県 1.35倍
東京都 1.34倍
秋田県 1.30倍
群馬県 1.27倍
千葉県 1.27倍
沖縄県 1.26倍
大阪府が大きく伸びているのは集計期間内である7/6と7/7にヤンマースタジアム長居で行ったコンサートの結果と考えられるが、全体的には関東・東北を中心とした東日本や九州で人気を伸ばしている事が見て取れる。また、人口が多い都市を持つ都道府県だけでなく、人口が少ない地域でも堅実に人気を伸ばしていると言えそうだ。
また、シングル過去3作(血、汗、涙/MIC Drop/FAKE LOVE)を含めた、初週売り上げと2週目以降の販売数をグラフにした結果が図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/77667/2)である。図中青が初週売り上げ分でオレンジが2週目以降販売分であり、両者の合計が累計販売数となっている。この表から読み取れるのは、過去3作においてはいずれも、発売初週で前作の累計販売数を越えるセールを記録する事を繰り返している事で、この事からもBTSの人気の伸び方の凄さがわかる。
今後も世界で飛躍を続けるBTSが日本でもどれだけセールスを伸ばすのか注視したい。
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