2019/07/09
故ホイットニー・ヒューストンが、2019年6月28日にリリースされたカイゴとのシングル「ハイヤー・ラヴ」で、死後初となる米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”初登場を飾った。
2019年7月13日付の最新“Hot 100”にて63位に初登場したカイゴとの「ハイヤー・ラヴ」は、スティーヴ・ウィンウッドによる同名の楽曲のリワークで、ウィンウッドの原曲は、1986年8月30日付の同チャートで1位に輝いている。
ホイットニーによる、ウィンウッドの「ハイヤー・ラヴ」のカヴァーは、彼女が1990年に発表したアルバム『アイム・ユア・ベイビー・トゥナイト』の日本盤ボーナス・トラックとしてリリースされており、彼女のエステート(遺産管理団体)が、曲のアーカイヴ音源をカイゴに提供したことで、今回のコラボが実現した。
カイゴとの「ハイヤー・ラヴ」は、米ビルボード・ダンス/エレクロニック・ソング・チャート“Hot Dance/Electronic Songs”にも初登場しており、2位につけている。ニールセン・ミュージックの集計によると、初週に24,000ダウンロードを売り上げた同曲は、オール・ジャンルのデジタル・ソング・セールス・チャートで初登場4位をマーク、ストリーミングは週間660万視聴、エアプレイは週間130万回を記録した。
2012年2月11日に48歳で亡くなったホイットニーの楽曲が、“Hot 100”に初登場するのは、2009年9月19日付チャートで100位につけた「Million Dollar Bill」以来、約10年ぶりとなる。彼女が最後に同チャートにランクインしたのは、亡くなった直後の2012年2月から3月で、1992~1993年にかけて14週首位を獲得した「オールウェイズ・ラヴ・ユー」が、7位、3位、30位と3週にわたり、リエントリーした。同年には、1987年の「すてきなSomebody」が25位、1986年に1位を獲得した「恋はてさぐり」が49位に同じくリエントリーしている。
「ハイヤー・ラヴ」は、ホイットニーにとって40曲目の“Hot 100”チャートイン楽曲となる。彼女は、歴代7位となる11曲のNo.1を獲得しており、計23曲をTOP10に送り込んでいる。なお、カイゴにとっては、6曲目の“Hot 100”チャートイン楽曲となった。
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