2010/03/29
ERYKAH BADUの「WINDOW SEAT」のビデオクリップは、インディ・デュオMATT & KIMの「LESSON LEARNED」のビデオにヒントを得たもので、R&Bの女神が公衆の面前で服を脱いでいって裸になり、知らない人たちに見つめられている。似ているのはそこまでだ。
BADUは撮影場所に政治的な意味をもつところを選んでいるーーある場面は、1963年にJOHN F. KENNEDYが暗殺されたテキサス州ダラスのディーリー・プラザで撮影された。BADUはずっと曲線美の
裸のままで、銃声が鳴り響き、彼女の体は歩道に倒れる。青い血が流れ、「集団思考」という文字になる。次にBADUのナレーションが入る「彼らは安全策をとり、理解できないものをすぐに暗殺す
る...彼らは私たちだ。これは私たちがなってしまったこと。個人を尊重するのを恐れている。状況のなかで1人の人が1つのことを変えることができる。私たち自身を愛するために。発展するよ
うに」
もちろん「WINDOW SEAT」のビデオは熱い議論を起こしている。
BADUのアルバム『NEW AMERYKAH PART TWO:RETURN OF THE ANKH』が明日(3/30)出ることを考えると、タイミングがいい。BADUはTwitterで会話を続けている。「面白いことに、身体的な裸ではないの(笑)」と彼女はつぶやく。「私は本当の被害を受けやすい自分の言動と行為を裸にしてきた」。BADUは、このビデオに対して人々が違う意見をもつことには驚いていないと付け加えている。
「ゴシップ・ブログ・サイトでは否定的に取り上げるでしょうが、人々は私と来てくれるでしょう」
彼女がカメラの前で裸になったことに対する苦情についてBADU は、「おかしいわ。みんなに自分を愛する自信を与えるためにそうしたつもりなのに...私が披露したと思っている(笑)。皮肉ね」
「WINDOW SEAT」のアイデアの元になったMATT & KIMの「LESSON LEARNED」のビデオを観て、BADUの最新ビデオの
感想を教えてほしい。
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