2019/07/09 13:20
お互いのことをあまり快く思っていないことで知られるサム・スミスとレディオヘッドのトム・ヨークが、ビリー・アイリッシュの英ロンドン公演の客席で目撃された。
目ざといファンが撮影した動画では、スタンドの近い位置でライブを楽しんでいる二人の姿が見て取れる。ビリーの「ユー・シュッド・シー・ミー・イン・ア・クラウン」のパフォーマンス中に、ビール片手に笑顔で踊っているサムと、その数列前で着席したまま楽しそうに頭を左右に振っているトムの姿が捉えられている。
サム・スミスとトム・ヨークは、共に英国人でビリー・アイリッシュが好きということくらいしか共通点がないようで、以前から冷ややかな関係が続いている。サムは2016年に、映画『007 スペクター』で採用されなかったレディオヘッドの曲について聞かれたところ、トム・ヨークが誰だか知らないようなリアクションをした上で、「曲は聴いたことない。“スペクター”のテーマ曲をやったのは僕だから」と嫌味を言ったことが話題になった。サムの楽曲「ライティングス・オン・ザ・ウォール」は英国で大ヒットを記録し、【アカデミー賞】と【ゴールデン・グローブ賞】でそれぞれ<歌曲賞>を受賞した。
一方で、トムも英紙タイムズとの最新インタビューでやんわりとやり返している。彼は、ビリーのライブは“素晴らしい瞬間だった”と振り返りつつも、当時の状況について、「俺らが座ったらさ、あいつ、なんて名前だっけ、なんか俺らがやらなかったボンド映画をやったやつだよ。そうそう。あいつが俺らの後ろに立ちやがって。俺は娘とその友人たちと自分の彼女と座ってたのに、突然みんなが“サム!”って叫ぶもんだから、俺は“あーもうっ”って感じでさ」と語っている。
2019年6月末にニュー・ソロ・アルバム『ANIMA』をリリースしたばかりの彼は、ビリー・アイリッシュについて、「彼女は我が道を行ってるね。誰にも指図されていない」と大絶賛している。
この投稿をInstagramで見るMessrs. S. Smith and T. Yorke enjoying the proceedings.
Patrick O'Connellさん(@krondeutch)がシェアした投稿 -
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
【ビルボード 2025年 年間Hot Albums】Snow Manがベストアルバム『THE BEST 2020 - 2025』で史上初となる、通算3度目の総合アルバム首位に(コメントあり)
インタビュー・タイムマシン







注目の画像



サム・スミス、自身のジェンダーが流動的と明かす「男性でも女性でもなく、どこかその間を流れている」
サム・スミス&ノーマニ、「ダンシング・ウィズ・ア・ストレンジャー」のMV公開
トム・ヨーク、最新ソロAL『ANIMA』&P.T.アンダーソンによる同名の短編映画の配信開始
トム・ヨーク、『サスペリア』サントラ未収録曲を集めたEPの配信がスタート
ビリー・アイリッシュ、村上隆手掛ける「you should see me in a crown」MVの世界観を体験できるイベント開催決定 










