2019/07/03
ブラームス国際コンクールに、日本人として初めて優勝したヴァイオリニスト中村太地のデビュー作『ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集(全曲)』が本日、7月3日にリリースされた。
2009年よりウィーン国立大学へ留学し、2017年のブラームス国際コンクール初優勝後ヨーロッパデビュー、2018年からはエリザベス王妃音楽大学で研鑽を積むヴァイオリニスト、中村太地。これまでヨーロッパを中心に、様々な国際コンクールや演奏会で活躍してきた中村が、日本でも本格的に音楽活動をスタートさせるべくリリースしたのが、このブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集だ。ピアニストを務めたのは、アメリカと日本を拠点に活躍し、多くの演奏家からの信頼も厚い江口玲。明るさの中にも情感豊かな旋律で「雨の歌」としても愛される第1番、瑞々しさと多幸感に満ちた第2番、そして内省的で深い寂寥感を湛えた第3番、いずれもピアノとヴァイオリンとが美しい均衡を保ちながら描かれている。
なお、この秋にはリリース記念ツアーとして、バッハ、ベートーヴェン、ブラームスを取り上げたツアーを開催。9月23日の北九州市立響ホールを皮切りに、東京・サントリーホール、大阪・ザ・シンフォニーホールの計3公演が予定されている。
◎リリース情報
『ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集(全曲)』
2019/7/3 RELEASE
VICC-60956 3,000円(tax out)
◎ツアー情報
2019年9月23日(祝・月)福岡・響ホール
2019年9月29日(日)東京・サントリーホール(大ホール)
2019年10月5日(土)大阪・ザ・シンフォニーホール
出演:中村太地(ヴァイオリン)、江口玲(ピアノ)
演奏曲:バッハ「ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ第4番ハ短調 BWV1017」
ベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 op.47「クロイツェル」」
ブラームス「ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 op.78 「雨の歌」」
(順不同)
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