2019/07/01
2019年6月28日にロジックの新曲「Homicide feat. エミネム」のミュージック・ビデオが公開されたが、ほぼ全編を通して“そっくりさん”がそれぞれのヴァースを担当するというコメディー・タッチの内容になっている。
ロジックがスタジオにいる時、<デフ・ジャム・レコーディングス>の新会長兼CEOでエミネムの長年のマネージャーであるポール・ローゼンバーグから、多忙なエミネムがMV撮影に参加できないという連絡がくる。ならばエミネムの替え玉を使ったらどうかと提案されるも懐疑的なロジックに対し、スタッフの男性は、「エミネムだけじゃなくて、君も替え玉でいくんだよ」と告げ、チョーンシー・レオパルディ(映画『サンドロット/僕らがいた夏』のスクインツ役)とすでに話をつけていることを明かす。
レオパルディによる完璧すぎる自身のモノマネを見て納得したロジック本人は、次はエミネム役に抜擢されたコメディアンのクリス・デリーア(Chris D’Elia)と連絡を取る。曲のタイトル“Homicide”とは“殺人”という意味だが、電話を受けたデリーアはなぜか血痕だらけの部屋で遺体らしきものをシートで包んでいる真っ最中という状況にも関わらず、嬉々としてエミネムのパートを披露するという展開となっている。
デリーアはエミネムの大ファンであることを以前から公言しており、エミネムのラップ・スタイルをおちょくる動画をたびたびYouTubeに投稿して話題になっていた。実は「Homicide」ではこのジョーク動画がサンプリングされており、MVの最後はエミネム本人が登場し、自分を真似しているデリーアを真似するというシャレの効いたオチがついている。
◎「Homicide feat. エミネム」MV
https://youtu.be/eQkSArQxYJg
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