2019/06/25
ザ・ビートルズが存在しない世界を描いた映画『イエスタデイ』を監督したダニー・ボイルと、主演のヒメーシュ・パテルがNMEのインタビューに応じ、映画に本人役で出演しているエド・シーランが実は第一候補ではなかったことを明かしている。
映画では、パテル演じる売れないミュージシャンのジャック・マリックが、何故か周りの誰もが知らないザ・ビートルズの名曲の数々を自分で書いたと偽ってしまう。エドはそんな彼を自分のライブのオープニング・アクトに起用する売れっ子アーティストとして出演しているが、実はこの役は当初コールドプレイのクリス・マーティンにオファーされていた。
ボイル監督は、「クリス・マーティンに最初オファーしていたことを知った(エドは)私たちをしつこくいじめてきたよ」と笑いながら話し、「絶対に忘れさせてくれなかった。そして次にハリー・スタイルズにオファーしたんだろって責められた。それは事実ではないけれど、クリス・マーティンに最初にオファーしたのは確かだから、私たちはそのことで彼に大層いじめられた。でも、彼はやり返していただけだよ」と、映画内でのエドの扱いがひどいことに触れている。
インタビュアーに、「(エド・シーランを)ズタズタにしてましたよね」と振られるとボイル監督は、「彼はすばらしいユーモアのセンスの持ち主なんだ。そうでなければかなり不愉快な状況になっていただろうからね」と、台本を読んだ時からエドが嫌な顔一つせず積極的に役に取り組んでいたことを明かしている。
『イエスタデイ』は日本で2019年10月11日に公開される。
◎インタビュー映像
https://youtu.be/_HK21RFWypY
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