2012/10/11 14:20
12月18日に日本武道館で初のワンマン公演を行うSPYAIRから、メンバーのDJ ENZEL☆が脱退することが発表された。
2010年にドラマ『ハンマーセッション!』主題歌「LIAR」でメジャーデビューした彼らは、アニメ『銀魂』エンディングテーマ「サムライハート(Some Like It Hot!!)」などで人気を拡大。日比谷野外大音楽堂でのワンマン公演をソールドアウトさせ、今年も映画『アメイジング・スパイダーマン』日本版テーマソングを担当するなど、躍進を続けていた。
そんな中、冒頭の武道館公演をもってDJ ENZEL☆が脱退することに。本人はバンドの成長を身近で感じながら、「音楽をメンバーに任せっきりにしてきた自分が、この先どうするのかを真剣に考えた時、自分はバンドの一員としてやっていくことが難しいという結論に至りました」とコメント。
今後については、「自分がほんとうにやりたいことを探しに世界をみてきます!」と語りつつ、バンドについては「誰よりもSPYAIRを愛するいちばんのファンとして、SPYAIRを応援していきたいと思っています」とエールをおくっている。
また、IKE(vo)、UZ(g,programming)、MOMIKEN(b)、KENTA(dr)は話し合いを重ねる中で、DJ ENZEL☆の考えを汲み取り尊重しながら「最高のかたちで送りだしてあげたい」と、改めて武道館公演への意気込みを表明している。
◎DJ ENZEL☆ コメント
栄公園での路上ライブ、メジャーデビュー、東京での生活、たくさんのメディアへの出演、初のワンマンツアー!僕のSPYAIRでの日々はそのどれもが最高に刺激的で充実した毎日でした。
そしてなによりも、たくさんの応援してくれるファンのみんなと触れ合う時間は僕にとってほんとうにかけがえのない時間でした!
思い返すと、本当に多くの人に僕は支えられてきたんだなと、今更ながら実感してます。
路上ライブから始めたSPYAIRがデカくなるスピードは、僕が思ってるよりもずっと速くて、ついに日本武道館というステージに立てるまでになりました。
そんな中、音楽をメンバーに任せっきりにしてきた自分が、この先どうするのかを真剣に考えた時、自分はバンドの一員としてやっていくことが難しいという結論に至りました。
ワガママとはわかりつつも何度もメンバーやスタッフに話して理解してもらいました。
僕はSPYAIRを脱退します。
脱退後は、自分がほんとうにやりたいことを探しに世界をみてきます!
知らない土地の、知らない街で、知らない人と、今まで以上にもっともっとたくさんの経験をして、自分の意思でこれから先の人生を決めていきたいです!
正直ものすごく怖いし、すぐに帰ってきちゃうかもしれません!
だけど一度だけの人生だし、どこまでいけるか自分を試してみたいと思っています。
今後は、誰よりもSPYAIRを愛するいちばんのファンとして、SPYAIRを応援していきたいと思っています。
ほんとうにありがとうございました!!!!!!!!!
最後の最後まで全力で楽しむぜぇーっと!
2012年10月11日 SPYAIR ENZEL☆
◎SPYAIR コメント
俺らが「Naked」というシングルを制作してる頃、ENZEL☆の決断を聞きました。音楽に生かされてる俺らが、全てをさらけ出してつくっている音を聞いて、彼もありのままの自分を見せてくれたんだと思う。
ENZEL☆の決断は決して、半端なものじゃないことは何度も話し合った俺たちが一番理解しているつもりだし、その決断を止める権利が俺たちには無いことも分かっている。
俺たちはENZEL☆の考えを尊重して、最高のかたちで送りだしてあげたい。
だから、5人のSPYAIRとして最後の舞台に、俺たちの今までの最大のチャレンジでもある武道館を選んだ。
メジャーデビューして、これまでの俺たち5人の軌跡を、武道館で見せたいと思っている。
皆、是非目に焼き付けて欲しい。
2012年10月11日 SPYAIR IKE / UZ / MOMIKEN / KENTA
◎【SPYAIR LIVE at 武道館 2012】
12月18日(火) 日本武道館
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