2019/06/12
Half Mile Beach Clubによる1stフル・アルバム『Be Built, Then Lost』がついにリリースされ、アルバム全曲ティザー(https://youtu.be/ejpze5s-_WE)と、「Olives」のミュージックビデオが公開された(https://youtu.be/NksFy-fU7Rw)。
今作『Be Built, Then Lost』では、ミニマルかつシェイキーでトライバルなTsuzukiのドラム、シンプルながらも有機的で太いグルーヴを練り上るTakahashiのベース、クラブ・イベント“CLAT”を主催するシンセ・サンプラーのAsakuraの3人による多層にレイヤリングされたリズムを軸に、ギターのMiyanoによる昨今では新鮮にも聴こえる歪んだハムバッカー・サウンドの心地よく刻まれるリフとフィードバック、バンド・アンサンブルの一部分を担っているエフェクティヴなYamazakiのヴォーカルが重なり、開放的で高揚感のあるHMBC印ともいうべきバレアリック・フィーリングと先鋭性が同居した唯一無二の音像を完成させた。
ゲスト・ミュージシャンにパーカッショニストRyudai Kawatani (L.E.D / Freaky Machine)、ゲスト・ヴォーカルにKUDO AIKO (FarFarm)、ミックスに佐藤公俊(Mother Tereco)、マスタリングに中村宗一郎(PEACE MUSIC)を迎えて制作された。
◎コメント
・長嶋源(Cinema Amigo館長)
僕のやっているCINEMA AMIGOで定期的にイベントをしている彼らがアフターで音楽をかけ始めると90年代のUKロックから60年代の音楽まで様々な時代の音楽が流れてくる。
今の時代のバンドならではの音を創り出しているのにどこか懐かしさが混じるのは彼らの聞いてきた音楽が血肉となっているからなんだろう。
こんなバンドが地元から生まれて素直に嬉しい。
・KUDO AIKO(Far Farm)
行ったことのないはずの街に、迷い込んだ感覚。跳ねながら歩く、夏の夜の散歩。
またここに来よう。
・KASHIF(PPP)
熱くて涼やかで緻密な、
とてもステキな音楽でした。
目的意識を持って作られた音楽は景色が降りてきますね、見習いたいです。
ギターフェティッシュな部分に共感する中で「Olives」のリードギターリフがとても素敵で印象に残ったので、ふと無意識にパクらないよう気をつけねばと思いました笑。改めてリリースおめでとうございます。
・佐藤公俊 (Mother Tereco)
寄せては返す波のように記憶をくすぐり続けるメロディが心地よく、いつまでもこの音の世界で漂っていたくなる。
気の利いたアイロニーをスパイスに、ただ過ぎていく日々の中に転がっている喜びや苛立ちをぶつける彼らの音楽はとても愛おしい。
◎リリース情報
アルバム『Be Built, Then Lost』
2019/6/19 RELEASE
PCD-83011 2,300円
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