2019/05/31
ハリー・スタイルズが、グッチの新しいフレグランスの顔になることが2019年5月29日に発表された。
政治的なメッセージが前面に押し出されたグッチの2020クルーズ・コレクション・ショーの翌日に発表された、<Mémoire d'une Odeur>と名付けられたこの新フレグランスは、ジェンダーや年齢にとらわれない、インクルーシブ(誰でも受け入れる)であることの本質がテーマで、以前より自身のスタイルにフェミニンな要素もブレンドして自由に楽しんできたハリーのイメージと重なるためコラボが実現した。
ハリーは、2018年からグッチのキャンペーンに採用されており、今年の【メット・ガラ】ではクリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレと共にホストを務めた。彼は、ファッションやデザインに関連する意味での“キャンプ”がテーマだった今年のレッド・カーペットに、シースルーでレースもあしらわれたフェミニンな黒いブラウスのグッチのアンサンブルで登場した。
8月に発売される新フレグランスのキャンペーンは、長年グッチと仕事をしてきたフォトグラファーのGlen Luchfordが手がけており、ハリーの他にデザイナーのハリス・リード、ミュージシャンのズゥミ・ロソウ、アーティストのAriana Papademetropoulosとオリンピア・ディオール、俳優のスタニスラス・クロソウスキー・ド・ローラ、そしてモデルのレスリー・ワイナーなど、テーマを反映したバラエティー豊かな面々がイメージ・フォトに登場している。
グッチと正式に契約する前からステージや公の場で同ブランドを好んで着ていたハリーは、2018年3月からキャンペーンに採用されるようになり、今回で4回目となる。
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