2019/05/29
ジャスティン・ビーバーとのコラボ「アイ・ドント・ケア」が大ヒット中のエド・シーランが、15曲入りのコラボレーション・アルバム『No. 6 Collaborations Project』を2019年7月12日にリリースする。お気に入りのアーティストに自ら声をかけて実現したという、コラボ曲ばかりを集めたアルバムについて、彼はサフォークの自宅でラジオ・パーソナリティーのCharlamagne Tha God(CTG)を相手に語っている。
この異色のプロジェクトについてエドは、「このレコードに関しては、出してしまってから、すぐに立ち去りたい感じなんだ。自分のキャリアのネクスト・ステージとして見てないし、作ったから出したいだけのものだから」と説明している。CTGに、「つまり君のミックステープってことだよね」と言われると、「僕にとってこれは、自分がファンであるアーティストのコンピレーション・アルバムだ」と答え、ミックステープとは別物だと語っている。
「このプロジェクトに入ってないアーティストは嫌いだってこと?」とCTGが冗談を言うと、「いや、全部すごく自然だったんだよ」とエドは答え、「レーベル側から、“この人と仕事をしなさい”って言われるようなアーティストにだけはなりたくなかったから。自分のルールとしては、(作品を)持っていて、車の中でかけているなら、一緒に仕事をする、だった。ものすごいビッグ・アーティストはたくさんいるし、やろうと思えば一緒にできただろうけど、それだとあまり意味がないように思えてさ」と語っている。
彼はまた、インスピレーションを受けた曲として少し意外な楽曲を挙げている。「このプロジェクトは実はあるアイデアから始まったんだ。(クリスティーナ・アギレラの)“レディー・マーマレード”って覚えてる?あれをやろうって思いついたんだよ」と彼は明かしている。そして、「“ああ、ブルーノ(・マーズ)、(ジャスティン・)ビーバー、そして自分を一緒にレコードにしたっていいんだ。すごく面白そうじゃないか”って思ってさ。最初に電話をかけたのがブルーノだった。彼に、“とりあえず僕たちだけで曲をやろうよ”って言われたから、まずそれが実現した。ブルーノと曲をやって、次にビーバーと曲をやって、そうやって個々の楽曲が出来上がっていってこのプロジェクトになったんだ」と経緯を説明している。
◎インタビュー映像
https://youtu.be/NP4kwI_phnA
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