2012/10/09
ミュージシャンにとって最高の名誉と呼ばれるロック殿堂入り。28回目となる2013年度の授賞式は、来年4月18日にロサンゼルスのノキア・シアターで開催されるが、今回その候補者たちが発表された。
候補者には、ディープ・パープルやラッシュなど、毎年のようにリストに挙げられるレジェンド・グループに加え、パブリック・エネミーやN.W.A.といったラップ・グループ。そしてブリティッシュ・ロッカーのプロコル・ハルム、伝説的ブルース・ギタリストのアルバート・キング、今回7度目のノミネートとなったディスコ・グループのシック、5度目となったディスコ・クイーンのドナ・サマー、モータウン・グループのマーヴェレッツの他、2度目のノミネート組のハート、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ、クラフトワーク、ミーターズ、ランディ・ニューマン、ポール・バターフィールド・ブルース・バンドが名前を連ねている。
ノミネートの条件はデビュー・レコードが25年前であることから、来年の殿堂入りは1987年以前にリリースされていることが条件。投票用紙が今秋遅くに500人以上のロック殿堂会員に送られ、結果は来年4月の授賞式で発表される。
ただ、今日ではロック殿堂に対しての批判もある。今回、ディープ・パープルと共に本命視されているラッシュのアレックス・ライフソンは、以前ビルボードに「俺たちには関心のないことさ。それに、俺たちより前に受賞しなければおかしいバンドがいるだろ?」とコメント。クリーブランドでの2009年の授賞式では、ノミネートされたディープ・パープルのイアン・ギランも「俺たちは名誉が欲しくて、殿堂入りしたくて、音楽を作り始めたわけじゃないぜ」と話していた。
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