2019/05/22 07:00
今野敏の人気小説『任侠』シリーズを、西島秀俊と西田敏行のW主演で映画化した『任侠学園』が2019年9月27日に公開することが決定した。
本作は社会奉仕がモットーの地元密着型ヤクザ“阿岐本組(あきもとぐみ)”が、義理と人情を武器に、倒産寸前の私立高校や出版社、病院や映画館など、困ってる人たちをボランティア精神で助けるコメディー映画だ。『任侠学園』はシリーズの中でも特に根強く愛され続ける作品で、真面目過ぎるが故、空回りしながらも世の為、人の為に走り回る不器用な彼らが日本列島を笑顔にする。
西島秀俊と西田敏行の主演2人を支える阿岐本組の組員を伊藤淳史、池田鉄洋、佐野和真、前田航基が演じる。また阿岐本組が理事となって再建を図る高校の生徒には、葵わかな、葉山奨之、桜井日奈子らが出演。さらに、生瀬勝久、中尾彬、光石研、白竜、高木ブー、佐藤蛾次郎らベテランキャストが「若者には負けられん!」と大暴れ。特報映像では、西島扮する阿岐本組ナンバー2の日村がドスを利かせた声で「行くぞ!」と組員たちを率いるシーンや、「シートベルトのルールを守ってやってるんだぞ コノヤロー!」と、さらにドスを利かせた西田演じる組長・阿岐本ら、いかついながらもどこか不器用で親近感が湧く、地元密着型ヤクザ・阿岐本組の姿が初解禁。「わたくしどもがヤクザだってこと、いつ頃分かりました?」と野太い声で迫り寄る阿岐本組長に対し、生瀬扮する学園の校長・綾小路が「会ってすぐ」と即答する一幕など、小気味よいテンポで繰り広げられる。
本作の主題歌に、東京スカパラダイスオーケストラが本作のために書き下ろした新曲「ツギハギカラフル」が決定。コメディー映画への描き下ろしはバンド初の試みとなる。東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦(バリトンサックス)、川上つよし(ベース)、NARGO(トランペット)は、2018年8月から9月にかけて撮影された撮影現場にも訪問し、「ツギハギハラフル」へのインスピレーションを得たという。特報映像と共に音源も解禁され、軽快なサウンドが何色にも重なるカラフルな出演者を華やかに彩っている。
※任侠の「侠」は、にんべんに「夾」
◎『任侠学園』予告映像
https://youtu.be/F6XFM13ksaU
◎木村ひさし監督 コメント
かんばんは。木村ひさしです。主題歌が東京スカパラダイスオーケストラさんだと聞いた時に先ずワクワク。そして出来上がった「ツギハギカラフル」を聞いた時、映画の作品観を見事に表現していると思いワクワク。更には「何だかスタッフ、キャストの事を歌っているみたいだ」と感じてワクワク。そして秋になり皆さんが劇場で「ツギハギカラフル」を耳にした時に、きっとワクワクした楽しい気分になっているだろうなと想像して、僕のワクワクは止まらないのです。
◎東京スカパラダイスオーケストラ・谷中敦 コメント
社会的に正しいか不適切か、よりも、行動に真心や愛情があるかどうかで物事を判断したい、と常々思ってる自分に、この映画はとっても刺さりました。
主題歌「ツギハギカラフル」の歌詞は、価値観の多様化で益々予測できない未来を意識的に楽しもうじゃないか、という気持ちで書かせて貰いました。とっても素敵な映画に参加させて貰えて本当に光栄です。ありがとうございます。
皆さんが、この『任侠学園』を思い切り楽しんで下さることを願って止みません。
◎作品情報
『任侠学園』
2019年9月27日より、全国公開
監督:木村ひさし
出演:西島秀俊、西田敏行、伊藤淳史、葵わかな、葉山奨之、池田鉄洋、桜井日奈子、白竜、光石研、中尾彬(特別出演)、生瀬勝久ほか
幹事配給:エイベックス・ピクチャーズ
企画・制作プロダクション:ROBOT
(C)今野 敏(C)2019 映画「任侠学園」製作委員会
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