2019/05/16
米アラバマ州上院で、人工妊娠中絶をほぼ全面的に禁止する法案が2019年5月14日に可決されたことを受け、翌日にレディー・ガガがファンに向けて自身の考えをツイートした。
「アラバマで中絶が禁止されたことは暴挙であり、レイプされた場合や同意の有無に関わらず近親相姦を経験した場合を除外していることも特に悪質だ」と彼女は憤っている。また、「つまりこれらの手術を行った医師たちに、ほとんどの強姦犯よりも重い罰が科せられるということ?これは茶番であり、このシステムのせいで苦しむことになるすべての女性や若い女の子たちのために祈っている」と綴っている。
HB 314と呼ばれるこの法案は、共和党が多数派を占める米アラバマ州の上院で25対6の賛成多数で可決され、即座に世間の怒りを引き起こした。中絶手術を執刀した医師に最大で禁固99年が科せられ、例外は、子宮外妊娠で“胎児の母親への深刻な健康問題を回避する”場合と、“胎児に致命的な異常がある”場合に限られる。
レディー・ガガは以前から自身も性的暴行のサバイバーであることを公表しており、その経験に基づいて2015年の「Til It Happens to You」を書いている。【グラミー賞】にノミネートされたこの楽曲は、キャンパス・レイプ問題を扱ったドキュメンタリー映画『The Hunting Ground』のために制作された。また、今年に入ってから再燃したR.ケリーの性的暴行疑惑を受け、2013年にリリースした「ドゥ・ホワット・ユー・ウォント feat. R.ケリー」を、iTunesを含むすべてのストリーミング・サービスから削除すると発表した。
◎レディー・ガガによる投稿
https://twitter.com/ladygaga/status/1128721548502691840
#AlabamaAbortionBan #Alabama #AlabamaSenate #NoUterusNoOpinion #PlannedParenthood #ProChoice I love you Alabama prayers to all women and young girls here are my thoughts: pic.twitter.com/LqmVyV8qsA
— Lady Gaga (@ladygaga) May 15, 2019
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