2019/05/14 14:10
2019年5月11日・12日に、世界最大級のダンスミュージック・フェスティバル【EDC JAPAN 2019】が千葉・幕張で開幕された。
初日同様、12日も天気は快晴で、前日の夏を思わせる暑さが幾分やわらぎ、まさにフェスに最適なコンディションに恵まれた。MASON MAYNARDやARTBAT、WAFFらが出演した<neonGARDEN>では、新旧様々なハウス・テクノの楽曲がオーディエンスを沸かせ、ラストはヨーロッパで活躍する女性DJのPEGGY GOUが今のシーンの潮流を独自に昇華したプレイでフロアを彩った。
一方、<cosmicBEACH>では初日に続き、ヒップホップ勢が活躍。【EDC JAPAN】初登場となるAK-69のライブには、DJ RyowやDJ TY-KOHに加え、ACE1ら数多くの国内気鋭ラッパー、そして般若やANARCHY、ZEEBRAといったレジェンドが続々と登場し、日本のヒップホップシーンにおけるメモリアルなステージを展開した。さらに、日本でも抜群の人気を誇るアジア屈指のスターJAY PARKとDJのYULTRONの日本初ステージでは、両者が登壇するや否や、オーディエンスからは一際大きい歓声が上がった。「Forget About Tomorrow」や「Me Like Yuh」、「Solo」など、自身のヒット曲を披露する合間に、YULTRONのDJプレイも織り交ぜられ、そのハイブリッドなステージで大観衆を圧倒。歌って踊るJAY PARKの姿に多くのファンが酔いしれた。そして、大トリのメジャー・レイザーの登場に、この日一番の歓声が沸いた。数多くのアンセムとともに終始オーディエンスを煽り続け、なかでも大ヒット曲「リーン・オン」では、その熱狂が最高潮に達し、圧巻のステージで会場を沸かせた。
<kineticFIELD>もALLEN MOCKにBANVOX、そしてBAGGI、OOKAY、MIJAと続々と登場するアクトのプレイに会場のテンションが増し、トランスシーンを長らく牽引してきたPAUL VAN DYK、キュートなビジュアルからは想像できないパワフルなプレイでオーディエンスを煽動するアリソン・ワンダーランド、息のあったB2Bで会場を盛り上げるTCHAMIとMALAAなど、世界各国から集まったDJ達がフロアを揺らした。そして、オーディエンスの熱気を最高潮に引き上げたのはティエスト。「WOW」で幕を開けると次々にビッグアンセムが投下され、ヒット曲「Jackie Chan」などアグレッシヴかつエモーショナルな終盤の怒濤のマッシュアップにはオーディエンスも大盛り上がり。2日間に渡る祭典を見事に締めくくった。
◎【EDC JAPAN 2019】※終了
日程:2019年5月11日(土)、12日(日)
会場:ZOZOマリンスタジアム&幕張海浜公園EDC特設会場
主催:INSOMNIAC HOLDINGS,LLC、GMO Culture Incubation
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