2019/05/11
2019年5月31日より公開の小松菜奈と門脇麦のダブル主演映画『さよならくちびる』で、楽曲を2曲提供したあいみょんの挿入歌に注目が集まっている。
海外の映画祭でも高く評価される、『害虫』『どろろ』の塩田明彦が監督・脚本・原案を務め、未来への希望を奏でる青春音楽ロードムービーが誕生した。インディーズで人気の女性ギター・デュオ「ハルレオ」のレオ(小松菜奈)とハル(門脇麦)は、付き人として音楽の膨大な知識と抜群のセンスを誇るシマ(成田凌)との出会いによって、徐々にその関係はこじれ、“解散”という決断を下す。それぞれの想いがつまった曲「さよならくちびる」が、3人の世界をつき動かしていくーー。
旬なキャストの共演に加え、秦 基博とあいみょんがプロデュースした劇中音楽も本作の見どころのひとつだ。秦はハルレオが歌う主題歌「さよならくちびる」のプロデュースを、あいみょんは挿入歌「誰にだって訳がある」と「たちまち嵐」の作詞・作曲を手掛けている。
プロデューサーの瀬戸麻理子は、本作にとって最も重要となる音楽は、全面的に信頼できるプロを呼びたいと考えた末に、「ハルレオにマッチする曲を書いてくれるに違いない」と感じた秦、そしてあいみょんへのオファーに至ったという。「脚本を読み、その言葉や塩田監督の考えた曲目のタイトルからのインスピレーションだけで、脚本に寄り添った素晴らしい楽曲を作り上げてくれました。初めて聴いたとき、感動で心が震えました」と、そのクオリティについても絶賛している。
塩田監督も「シナリオに出てくる『誰にだって訳がある』は、『もう構想は出来ています』とおっしゃっていたので、お任せしました。メッセージ性がありながらも、二人の心情をうまく歌った見事な曲が完成しました」と、あいみょんに具体的な指示はせずとも、申し分ない出来栄えに仕上がっていたことを明かしている。もう一曲の「たちまち嵐」に関しては「突然大変なことが起こっても、乗り越えていくという覚悟の歌を作ってほしい」という監督からのリクエストの結果、シンプルで力強い歌が生まれたという。それぞれの事情で孤独を抱えたハルレオが抱く、大人とも子供とも言えるような不安定さや、どうにもできない想いが交錯するリアルな物語が描かれた本作同様、エモーショナルな雰囲気が漂いながらも、力強く前向きで、どこか“あいみょんらしさ”も漂わせる楽曲に仕上がっている。
すでにSNSでは「小松菜奈×あいみょんのコラボは神すぎる…」「門脇麦、小松菜奈、あいみょんの雰囲気が最高」「早く曲が聴きたい!」と期待の声が続出。昨年公開された映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』で主題歌の作詞・作曲を、さらに現在公開中の『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』で主題歌「ハルノヒ」を書き下ろすなど、音楽界のみならず“映画界”でも快進撃を続けるあいみょん。映画『さよならくちびる』は、5月31日より全国ロードショー。
◎公開情報
映画『さよならくちびる』
2019年5月31日(金)より、全国ロードショー
監督・脚本・原案:塩田明彦
キャスト:小松菜奈、門脇麦、成田凌、篠山輝信、マキタスポーツほか
配給:ギャガ
(C) 2019「さよならくちびる」製作委員会
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