2019/04/28 18:00
Netflixで独占配信中のオリジナルシリーズ『ラブ、デス&ロボット』の制作を務めたデヴィッド・フィンチャーと、同じく原作・制作を務めたティム・ミラーが、本作の意外な制作秘話を明かした。
『ラブ、デス&ロボット』は、『セブン』(96)や『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(09)、そしてTVドラマシリーズの『ハウス・オブ・カード 野望の階段』に至るまで、映画やドラマの垣根を越えて数多くの世界的ヒット作を世に生み出してきたデヴィッド・フィンチャーと、『デッドプール』(16)の監督を務めたティム・ミラーが贈る全18話の短編アニメシリーズだ。SF、ファンタジー、ホラー、コメディなどあらゆるジャンルで構成され、愛や死という普遍のテーマに、時にヴァイオレンスに、そして時にコミカルに描いている本作は、これまで見たこともないような映像に加え、1話が数分という時間の枠に縛られない自由な発想から生まれた展開が世界中で話題となっている。
この大胆な発想は、実は大ヒットドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の企画段階で話題に上がっていたという。同ドラマで製作総指揮を務めたフィンチャーは「私たちは、アニメやドラマの30分枠や1時間枠の縛りから自由にならなければなりません。なぜならこの区分けがストーリーに対する呪いのように思えるのです。そもそもストーリーの長さは、その作品の最大の効果、もしくはエンターテイメント性を最大限に発揮するために必要な長さでなければならないと思うのです」と、時間のしばりがストーリーを枠にはめている元凶だと語る。「私は自分が観たいと思うものに関わりたいと思っているんです。本当に観てくれる視聴者がいるかわからないようなものにチャレンジしたいのです」と自身の制作活動への原動力を明かした。
世界的ヒットとなった『デッドプール』の監督を務め、このチャレンジングな企画の制作に関わっているティム・ミラーは、「私は地球上で一番ラッキーなオタクですね! 『デッドプール』や『ターミネーター』、そしてこの作品に携わらせてもらい、素晴らしいアーティストたちと毎日一緒に仕事ができるんですから。オタクの宝くじに当たったようなものですね!」と興奮を露わにした。
本作が破壊したものは、時間の縛りだけではない。愛と死、そしてロボットというテーマがあるが、その表現方法は様々だ。その理由をティムは「私はこの企画をアメリカ中心のものにしたくなかったんです。私が影響を受けてきた題材の多くはアメリカ以外の場所からきていて、アジアやヨーロッパで製作されたアニメーションにとても影響を受けてきましたから。その恩返しがしたかったのです」と明かしている。このゴールデンウィークに鑑賞してみては?
◎『ラブ、デス&ロボット』予告編
https://youtu.be/wUFwunMKa4E
◎作品情報
Netflixオリジナルシリーズ『ラブ、デス&ロボット』
Netflixで独占配信中
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