2012/10/04
予測していたように、全英チャートに続いてマムフォード&サンズのセカンド・アルバム『バベル』が、全米アルバム・チャート“Billboard 200”に初登場1位を果たした。
ニールセン・サウンドスキャン調べによると、9月25日のリリース週1週間のセールスは60万枚を記録。ジャスティン・ビーバー『ビリーヴ』の37万4000枚を抜き、今年最高の初週記録を打ち立てた(週間記録ではアデルの『21』に次ぐ2位)。また、マムフォード&サンズにとって初のNo.1獲得であり、レコード会社のグラスノート・レコードにとっても初のNo.1アルバムとなった。
なお、他にも『バベル』は数多くの快挙を達成しており、ロック・アルバムとしては2008年に78万4000枚を記録したAC/DCの『ブラック・アイス』に次ぐビッグ・セールスを記録。また、デジタル・セールスでも42万回のダウンロードで今年最高を記録し、歴代でも昨年のレディー・ガガ『ボーン・ディス・ウェイ』(66万2000回)に次ぐ数字となった。
また、配給元REDディストリビューション(ソニー傘下のインディ配給会社)にとっても、2008年レディオヘッドの『イン・レインボウズ』以来のNo.1。さらに60万枚の売り上げは同社にとって最高の週間記録ともなった。ちなみに同社では、280万枚を売り上げた『マイ・カインダ・パーティ』に続くジェイソン・アルディーンのアルバム『ナイト・トレイン』が10月16日にリリースを控えており、この後も良い結果が続きそうだ。
サウンドスキャン調べが始まった1991年以降、『バベル』はインディ配給会社にとって2番目の歴代週間売上記録となった(1位は2007年イーグルスのウォールマート限定アルバム『ロング・ロード・アウト・オブ・エデン』で71万1000枚)。2007年以降、少なくとも1枚のインディ配給アルバムが毎年1位を獲得しており、『バベル』は今年のNo.1獲得作となった。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像