2012/10/01
50年以上の歴史を誇るビルボードの全米シングル・チャート“Hot 100”で先週、ラッパ?のリル・ウェインがエルヴィス・プレスリーのランクイン歴代記録に並んだばかりだが、その1週間後に記録を更新。ついにプレスリーを抜いた。
ウェインがクリス・ブラウンやタイガ、ウィズ・カリファと共にフィーチャリング・アーティストとして参加した、ゲームの「セレブレーション」が82位に初登場。なんとも記録更新に相応しいタイトルだが、同曲で“Hot 100”チャート・イン数を109曲に伸ばし、何十年もプレスリーが守ってきた“108曲”の大記録を塗り替えた。
ただ、ウェインにとって3週連続のチャート・インは、いずれもフィーチャリング・アーティストとして参加した楽曲での実績だ。また彼の場合、自身のリード作品だけを抽出すると42曲で全体のわずか39%しかなく、残りの67曲は全てフィーチャリングで参加した作品となる。一方、プレスリーは108曲全曲がリード作品で、さらには“Hot 100”以前にエアプレイ/セールス/ジュークボックスの記録を総合したビルボード旧チャートで31曲もランクインさせている。
なお、総合1位は204曲を記録しているTVサウンドトラック『グリー』シリーズであり、リル・ウェインはこれを除いての1位となる。ちなみに、総合4位にはジェームス・ブラウンの91曲、5位はレイ・チャールズの74曲、6位はアレサ・フランクリンの73曲、7位はビートルズとジェイ・Zが揃って71曲で入り、続く9位はエルトン・ジョンの67曲、10位はスティーヴィー・ワンダーの63曲となっている。
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