2019/03/26
2019年3月29日に日米同時公開するティム・バートン監督最新作『ダンボ』で、空中の演技で魅せるエヴァ・グリーンが、実は高所恐怖症だったことを明かした。
エヴァ・グリーンは、マイケル・キートン演じるヴァンデヴァーが経営する巨大テーマパーク“ドリームランド”の空中ブランコの曲芸師コレットを演じている。ヴァンデヴァーは空を飛ぶダンボの噂を聞きつけ、ダンボと看板スターのコレットを組ませて、“ドリームランド”の大スターにしようと計画する。エヴァは「私は高いところが、とても苦手なの。紛れもない高所恐怖症だったから、最初からティム(・バートン監督)には『スタントを自分で演じられるかどうか、自信がない』と話していたわ」と、プロの空中ブランコ乗りのコレットを演じることに不安を抱いたそう。
しかし、空中パフォーマーのキャサリン・アーノルドは「最初に私たちは、彼女をこの映画の小道具の一つとして使われているシャンデリアに乗せました。そして私が少しだけ動かすと、彼女は『ダメだわ! 止めて! 止めて!』と嫌がりました。しかし、彼女はハードに取り組み、コアマッスルを鍛えて自信をつけました。今では、彼女は空中でも全然大丈夫です。素晴らしいですよ」と、高所恐怖症を克服してコレットを見事に演じたエヴァを高く評価している。バートン監督も「2度か3度、彼女のスタントダブルが演じているけど、基本的にエヴァが演じている。彼女は本当に熱心にトレーニングをしたんだ」と彼女の努力を絶賛。共演者のダニー・デヴィートも「エヴァは、空中ブランコをやるために生まれてきたみたいだ! 素晴らしかったよ」と太鼓判を押す。
エヴァは高所恐怖症だけでなく「筋肉をつけるために4~5か月のトレーニングが必要だったわ。空中パフォーマーはとても強い身体を持っていなければならないのよ。かなり強い腕を持っていないといけないし、強い腹筋も必要だったわ。あれは空中で踊っているようなものなの」と、身体づくりも必要だったと明かし、過酷なトレーニングを振り返る。エヴァにとって最もチャレンジだった高所での演技については「2か月かけて、毎日少しずつ高いところに登っていったわ。怖い時にはフランス語で歌うというコツを学んだわ(笑)。そうすると気が紛れるのよ」と、自身で克服方法を見つけたことも明かしてくれた。
バートン監督と本作で3度目のタッグとなったエヴァは「空中ブランコは本当に怖かったけど、ティムのおかげで乗り越えることができたわ」と監督に厚い信頼を寄せる。「誰だって、自分は他の人とは違って、ちょっとズレてると感じたことが、きっとあるはず。それが本作の重要なテーマで、この映画では“ちょっと他人と違っても、その違いこそがあなたの魅力よ”と違いを受け入れて、個性を祝福しているの。ティムは社会に馴染めない人について、心から理解しているから、ストーリーを語る上で彼以上に適した人物はいないと思うわ」と、バートン監督の描く新たな『ダンボ』が語り掛けるメッセージを称賛する。全世界から熱い期待が高まっている映画『ダンボ』は3月29日より公開。
◎『ダンボ』予告編
https://youtu.be/3T99cSbL5Lk
◎公開情報
『ダンボ』
2019年3月29日(金)より、全国公開
監督:ティム・バートン
出演:コリン・ファレル、エヴァ・グリーン、マイケル・キートンほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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