2019/03/21
ダフ・マッケイガン(ガンズ・アンド・ローゼズ)のソロアルバム『テンダネス』が、5月31日にリリースされることが決定した。
ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)のベーシストであり、自著がニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー・リストに掲載された実績を持つ作家でもあるダフ・マッケイガン(Duff McKagan)。
そんな彼が、待望のソロ・アルバム『テンダネス(原題:TENDERNESS)』から新曲「チップ・アウェイ(原題:Chip Away)」を公開した。
「チップ・アウェイ」は、先日リリースされたリード・トラック「テンダネス」同様、5月31日発売のアルバム『テンダネス』をiTunesで予約すると先行ダウンロードできる。
アナログ盤には、マッケイガン自身とグラミー賞受賞プロデューサーであるシューター・ジェニングス(Shooter Jennings)が厳選し、慎重に独自の曲順を決めた全10曲を収録。 一方、CD盤には11曲が収録されている。
アルバム『テンダネス』でマッケイガンは、ガンズ・アンド・ローゼズの【ノット・イン・ディス・ライフタイム(Not In This Lifetime tour)】ツアーで2年半にわたり、世界中を回った時の経験を振り返っている。
世界史上、稀に見る激動の時代。その旅路の中で、悲痛な思い、怒り、恐怖、混乱、そして分断に遭遇したマッケイガンは、その苦痛全体を巨大なパワーを持つ楽曲群に注ぎ込んだ。
マッケイガンは、アルバムを引っ提げた北米ツアーを5月30日のフィラデルフィア TLA公演を皮切りに開幕。また、このツアーに先駆け、マッケイガンとジェニングスは、ロサンゼルスのダウンタウンに位置するグラミー・ミュージアムで、アルバムについて語ると共に、スペシャル・パフォーマンスを披露する予定となっている。
◎マッケイガン コメント
お互いを最も必要としている時だというのに、人々の分断は進行しているんだ。近代化によって、旧来の巨大産業が新たな産業に取って代わられていく時代には、脇に追いやられる人々を雇用し、物心両面で支えなくてはいけない。そういう時期が来たんだよ。
この国では、ホームレスや麻薬中毒にならずに済むことが可能なんだ、もし俺達が協力し合い、官民一緒になって事態を建設的な方向に向けられるならね。真剣に取り組めば、精神的な疾患にだって立ち向かうことが、少なくとも、その試みや努力が出来るはず。だが、残念なことに、俺達がやっていることと言えば、演説をしては嘘をつき、誰かを名指しで非難して、対立してるだけなんだ。
俺達はこんなもんじゃない。遥かにもっと出来ることがあるはずだろ。一人の父親として、俺は娘と妻を愛しているし、自分の母国を愛している。だからこそ俺は今、強い気持ちを持って、声を上げ、行動に移さなければと感じているんだ。それが出来るうちにね。でないと、もう金輪際二度とそんなチャンスは捉えられないかもしれないから。
◎リリース情報
アルバム『テンダネス』
2019/5/31 RELEASE
UICY-15826 2,500円(tax out.)
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